群馬県支部/令和3年度臨時総会報告

 令和3年12月12日(日),新型コロナウイルス感染症第6波直前の師走に,令和3年度東京歯科大学群馬県支部臨時総会がホテルメトロポリタン高崎にて開催されました。コロナ禍でなかなか開催できなかった総会ですが,約2年ぶりの開催ということで久しぶりにお会いした先生方もいらっしゃる中,盛大に開催することができました。
 来賓として,同窓会本部から小枝義典専務理事,群馬県歯科医師会から村山利之会長にご出席いただき,今年度より会計年度を同窓会本部にそろえ1月から12月までとしたため,来年度の事業計画並びに収支予算等を諮る運びとなりました。
 総会の来賓挨拶の中で,小枝専務理事からは同窓会の現状ならびに大学の近況および将来展望などについてお話いただきました。村山会長からは,このコロナ禍における歯科医療従事者の役目と,県歯会として果たすべき役割について触れられ,引き続き感染防止対策の徹底を周知されました。
 議事で上程された議案は以下のとおりです。
・第1号議案「令和4年度事業計画(案)の承認を求める件」
・第2号議案「令和4年度一般会計並びに福祉共済部会計予算(案)の承認を求める件」
・第3号議案「役員改選の承認を求める件」
 令和4年度事業計画(案)については,コロナ禍ではあるが今後の予想がつかないため,従来の事業を継続して行うこととされ,それに伴う一般会計の収支予算案等が説明され,審議の結果,すべての議案が可決承認されました。新役員としては,会長に黒田由紀子先生(昭和57年卒),監事に備前島俊行先生(昭和51年卒)並びに引田正俊先生(昭和52年卒)が選任されました。
 続く講演会では地元の高崎総合医療センター歯科口腔外科の藥師寺 孝先生(平成11年卒)に,「もう一度おさらいをしましょう。口腔がんを見逃さないために」と題して,ご自信の経験を通じた口腔がんへの思いとともに,口腔がんの病態から治療まで,幅広い内容のご講演をいただき,藥師寺先生のような人材には末長く群馬に留まっていただきたいものとつくづく感じた次第です。
 懇親会では久々の懇親の場ということで,料理とお酒に舌鼓を打ちつつ,密にならないように配慮しつつ近況等を語らいながら楽しいひと時を過ごしました。

(昭和61年卒・高松 透浩 記)