福島県支部/総会および学術講演会開催

 平成24年度東京歯科大学同窓会福島県支部総会および学術講演会が,去る6月23日(土)午後1時より福島ビューホテルにて開催された。昨年は,東日本大震災と原発事故の影響のために総会が開催できなかったので,久々の会員の参集で終始,和気あいあいの雰囲気であった。

 総会は,佐藤滋専務理事の司会で,午後1時に始まり,宍戸計一副支部長の開会の言葉。物故会員への弔慰・黙祷。佐藤正矢支部長の挨拶。来賓として,矢﨑秀昭本部同窓会長より,会務状況の説明と震災に対するお見舞いの言葉があった。さらに,井出吉信学長より,大学移転と血脇記念ホールの建設の進行状況等の説明があり,菅谷敏先生を議長に選任して,議事に入った。役員改選が行われ,佐藤正矢支部長の再任が,満場一致で可決承認され,新役員が決まった。

 学術研修会は,東京医科歯科大学大学院口腔病理学教授の山口朗先生(昭和49年卒)を講師にお迎えして,「オステオネットワークの維持と破綻・骨病変の理解と新たな治療法の開発を目指して」という演題で,ご講演いただいた。

 学術講演の後,記念撮影を行い,懇親会が開催された。佐藤祐司先生の乾杯のご発声で,祝宴となった。震災や原発事故による不安やイライラから,しばし解放されるひとときであった。ビンゴゲームで幸運を引き当てた後,野内学先生の指揮のもと,円陣を組み校歌斉唱を行い散会とした。

 翌24日(日),安達太良カントリークラブにおいて矢﨑同窓会長を交えて,ゴルフ大会を開催した。高原のさわやかな風の中,楽しいひとときを過ごした。伊達市の西川祐介先生が,余裕の優勝であった。

(菅谷晃大 記)