弥生会(昭和54年卒)/「卒業40周年記念会」開催

 平成31年2月16日(土) 午後 快晴の空の下,第84期弥生会「卒業40周年記念暦を祝う会」が,70名の参加者をえて水道橋校舎新館8F講義室にて開催された。
 早いもので卒業40周年を迎え,各地域歯科医師会で要職を務める人や,永年教鞭を執り今年度と来年度で定年を迎える3教授の特別講演を拝聴した。
 鳩貝尚志君の開会の辞で始まり, 総会に先立ち簗瀬一彦君,髙橋俊之君ら正・副議長の発声により,恩師(6名)ならびに同級生の物故者(19名)に黙祷を捧げ,総会に入り,真下泰彦君より開催までの経緯を報告と今村代表より会計現況報告がされた。次いで協議に移り,弥生会会費・維持費の今後の徴収のあり方と,慶弔金の扱い,大学への設備支援の寄付金について協議した。結果,会費は従来通りクラス会ごとの参加費の余剰金で賄う。慶弔金は逝去時に出していた弔慰金を廃止し生花と弔電のみとする。大学の設備整備に係る募金事業に50萬円を寄付することが承認された。
 その後講演会となり,歯科矯正学主任教授の末石研二君より『最終講義で話したこと』と題して,(1)社会構造の変化(2)う蝕から歯周病,包括歯科診療③医療技術の進歩④歯が動かない病気について,次いで口腔顎顔面外科学主任教授の柴原孝彦君から,『本学口腔外科Now』と題して,(1)MIRONJ(ビスフォスフォネート製剤)の口腔への影響(2)口腔がん検診について,クラウンブリッジ補綴学主任教授の佐藤 亨君からは,『Cr・Br補綴・最近の講演からワンポイント』(1)歯科審美・咬合(2)歯冠修復(新しい分類)について,講演頂いた。いずれの内容も40年前に教わったものとは異なり,とても素晴らしいもので改めて最新の知識を得ることができた。
 懇親会場をメトロポリタンエドモント東京『クリスタルルーム』に移し,井出吉信理事長・学長をお招きし記念撮影。安部佳世子さんの乾杯の発声により懇親会となり,コース料理に舌鼓を打ちながら,片山 隆君・小澤夏生君の司会のもと,大学への寄付金目録を井出理事長・学長に贈呈し,今村代表よりこの40年の足跡をP・Pスライドショーで辿り,参加者からそれぞれスピーチをもらい,井出学長・理事長も最後までお付き合い頂き各テーブルで談笑された。二次会はそのまま同会場でほぼ全員突入し, 瞬く間に時は経ち,校歌斉唱,川口 浩君の閉会の辞と万歳三唱によりお開きとなった。

(今村 嘉宣 記)