第71回NP0法人日本口腔科学会学術集会が平成29年4月26日(水)~28日(金)に松山市のひめぎんホールで開催されました。松山市での開催は2000年以来2度目になります。その時,当時の東京歯科大学口腔外科学系3講座の学会参加者に対して,数名の東京歯科大学同窓会愛媛県支部会員が,あちらこちらの会場でばらばらに歓迎会をやりました。今回,それを経験していたメンバーがこの企画の発起人になりました。
昔から同窓会愛媛県支部では,愛媛県特に松山市に講師などで来られる同窓生に対して歓迎会をしようという決まり事があります。県歯,郡市会,スタディグループ,歯科業者等の…歯科医師会,衛生士会,技工士会等主催に拘らず歓迎しようという趣旨です。我々の愛媛県支部では,同窓生講師来県予定の情報が入って来ると,同窓会で県内の同級生,同じ講座,同じ部活,面識のある人等を抽出して行き,いればその各々が担当者となり情報を交換して協力し合って主催者側と相談して歓迎会を企画します。そして同窓会長による内容の監修の後,県内同窓会全会員に案内して周知するようにしています。今回は,愛媛県母校口腔外科学系出身者10名の同窓会員と幹部で準備委員会を立ち上げ,役割分担して歓迎懇親会の企画準備を行いました。
今回の学術集会参加者への歓迎会を主催するにあたり,本来の愛媛県支部の決まり事であれば,「4月27日(木) 今,松山にいる東京歯科大学同窓生のみなさん,全員集合!」ということになるのですが,東京歯科大学以外に慶応大学,東京慈恵会医科大学,東京女子医科大学,東海大学,岡山大学等所属が多岐に及んでおり,案内をするにあたり収拾がつかなくなってしまいました。そんなわけで,今回一次会は母校口腔外科現役医局員の先生方に,二次会はそのメンバーに他の関係で学会に参加されている母校同窓生で都合がついた先生方に合流していただき懇親の輪をひろげていく事が出来ました。
懇親会一次会は,母校麻酔科OB宇和島市出身なのに今や松山道後の顔になりつつある久保田 敦先生の計らいで,老舗旅館道後ふなやで行いました。司会進行は今回幹事の宮部が務めました。松木建二会長の歓迎のことばで始まり,その後来賓として大会中でお忙しいにもかかわらず今大会準備委員長である愛媛大学大学院医学系研究科口腔顎顔面外科学講座准教授中城公一先生に引き続き,東京歯科大学口腔顎顔面外科学講座教授である柴原孝彦先生,東京歯科大学オーラルメディシン・口腔外科学講座教授である野村武史先生からご挨拶をいただきました。来賓として中城先生,東京歯科大学口腔外科学系3講座から12名の医局員の先生方,同窓会愛媛県支部から平日の夜にもかかわらず19名の会員が参加し,総勢32名で愛媛のお魚を中心とした和食に舌づつみながらの楽しい大歓迎懇親会となりました。
懇親会二次会は,松山全日空ホテル14階プロバンスバーに会場を移動して行われました。夜間,この会場周辺はライトアップされていて,お城山,萬翠荘などの景観は素敵に感じてもらえたようでした。柴原教授の乾杯の発声で始まり,かなり自由な懇親会となりました。途中,東京女子医科大学教授の安藤智博先生他新たに数名の先生にも加わっていただき有意義で楽しい懇親会となりました。
(昭和60年卒・宮部 英明 記)