福祉会(昭和44年卒・74期)/クラス会報告

 福祉会が平成28年10月22日(土)23日(日)の両日,長野県出身者が幹事となって,上田市別所温泉にて開催されました。
 NHK大河ドラマで放送中の「真田丸」の信繁(幸村)が上田城から馬を飛ばしてよく通ったと言われるかなり奥まったひなびたアクセスの悪い温泉に,北海道から九州から長時間掛けて多くの人が集まりました。
 集合場所となった「旅館花屋」は1917年創業され6500坪の敷地には大正浪漫を感じさせる見事な建物と,紅葉が始まった情緒あふれる庭園に非日常と違った心地よさを感じました。
 懇親会までの時間を利用して信州の鎌倉と言われる別所温泉に点在するお寺のうち北向観音に参拝し,重要文化財安楽寺と寺内にある国宝八角三重塔を巡りました。
 鎌倉時代に建てられ風雪に耐えて来た趣のある姿に感動しました。
 懇親会は笠原克彦幹事が司会進行を担当し土屋潔幹事の歓迎の言葉から始まり,長野県の美味しいお酒と地元産の信州牛のすき焼きから盛り沢山の山菜料理に舌鼓をうち,時を忘れてお互いの近況・健康状態・孫の話等に花が咲きました。2次会には寒い夜風に酔いをさましカラオケ会場にてお互いの持ち歌を出し楽しみました。部屋に戻り温泉風呂に暖を求めたり,思い出話に花が咲き秋の夜長を過ごしました。
 翌日は朝8時から信州ならではの食材に満ちた食事を摂り,9時に用意された大型貸切バスに乗り上田城址に向かい大河ドラマの真田丸館に寄り展示されたものから真田家の波乱万丈なストーリーを理解でき,ドラマの内容を深く知る良い機会となりました。
 次いで長野市に入り善光寺を参拝して善男善女が健康と長寿を祈願し,次年度の九州鹿児島で11月に予定されている福祉会での再会を約束し,ホテル国際21での昼食後それぞれ解散となりました。今回は長野県が担当となり幹事中田金一君に大変お世話になりました。
 参加された方々は楽しい思いを出来たことと思います。
 参加された全ての皆様に感謝します。ありがとうございました。

(鴨居 弘樹 記)