横浜鶴見支部/「平 光雄先生の百寿のお誕生日をお祝いする会」

 9月15日(木)午後1時より鶴見駅西口「クラシックキッチン卓」において平光雄先生の百寿(100歳)のお誕生日をお祝いする会が11名参加のもと開催された。
 平先生は大正5年9月15日生まれで,この日がちょうど100歳のお誕生日。
 佐藤秀夫会長が挨拶に続いて最大級の祝意を表すべく会長自らによる声高らかなる乾杯でお誕生会が始められた。
 祝杯を上げたところで,記念品の贈呈に移った。まず本部同窓会より100歳のお祝いを矢﨑会長になり替わり佐藤会長(横浜鶴見支部長)が贈呈し益々のご健勝を祈念して大きな拍手が送られた。続いて鶴見東歯会からはお祝いのお花と,出席者全員で書いたお祝いの色紙に桃色のチャンチャンコが贈られた。(百寿は「ももじゅ」とも読むそうで桃色も着るそうである)先生は早速,桃色のチャンチャンコと帽子を被られ満面の笑みでマイクを持たれると「年を取ると人間は丸くなるものです。わたしは戦争やシベリア抑留なども経験しましたが,不平不満を言わず,誉めることを忘れず,愚痴や泣き言を言わずにいつもニコニコありがとうの気持ちを持って過ごしてきました。これからもそう生きていこうと思います。本当に感激です。ありがとうございます」と謝辞が述べられた。次いでお祝いに駆け付けて下さった鶴見歯科医師会岩木一晃会長からもお祝いの花束が贈呈された。(平先生は,お誕生日の翌週に挙行される鶴見歯科医師会創立100周年記念祝賀会で最年長100歳の乾杯の発声をされる。)
 ここで,先生が認められた墨痕鮮やかなる不朽の名作「荒城の月」の書がお礼として出席者ひとりひとりに手渡され出席者は感激の極みであった。
 それならば「荒城の月」を皆で大合唱しようと急遽カラオケ大会に。その後も沖縄県出身の平先生にと沖縄の曲が続き,先生は嬉しそうに聴いておられた。
 宴もたけなわであったが,吉田礎久先生の閉会の辞をもって祝宴を結んだ。
 帰り道,夜空を見上げると見事な中秋の名月を愛でることが出来た。

(平成9年卒・宇佐美 貴弘 記)