東海地域支部連合会/平成27年度総会

 平成27年度総会9月6日(日)名古屋市の名鉄グランドホテルで,東海地域支部連合会総会が行われました。来賓として,副学長一戸達也先生,同窓会副会長宮地建夫先生,同窓会常任理事佐々木眞澄先生,地区理事山田有先生をお招きして,静岡県支部,愛知県支部,岐阜県支部,三重県支部合わせて63名が出席して開催されました。
 総会に先立って,午前11時より本年度第3回連絡協議会が開かれ,同窓会常任理事佐々木眞澄先生より本部報告をしていただきました。その後,今年1月と6月に行われた2度の連絡協議会において,熱く議論された「総会開催間隔と,当番県事務負担の軽減」についての協議結果の報告がありました。
 午後1時30分より総会が開催され,一戸達也副学長より大学の現状・近況報告,宮地建夫同窓会副会長より大学の近況報告の他,同窓会創立120周年記念式典・講演会・祝賀会のお話,西棟建設支援などのお話がありました。
 特に,私達の世代では考えられない,在校生がまじめに授業を受ける様子(1年生などほとんどの学生が無遅刻・無欠席であるということです)のお話に驚き,東京歯科大学が国家試験合格率トップを維持し続けるための取り組みのお話,関東大震災後新しく校舎を建てるために血脇守之助先生が全国行脚されたお話など,強く心に残りました。そして西棟建設について,より多くの同窓が協力してぜひ成功させなければいけないと強く感じました。
 その後記念講演があり,三重県が主催ということで,伊勢神宮・権禰宜橋本敏輝様より「伊勢の遷宮」というタイトルでご講演いただきました。伊勢神宮が125の宮社の集合体であること,なぜ20年に一度全部建物を壊して遷宮するのかというと(1)使用木材の耐用年数,(2)宮大工の技術伝承にちょうど程良い間隔であること,(3)ある暦を用いると約20年で一回りすること,など三重県の住民である私でも知らなかったことを非常に興味深く聞かせていただきました。
 懇親会では三重県歯科医師会会長・田所泰先生に温かいお言葉をいただき,同窓会本部東海地区理事の山田有先生がご挨拶されました。そして三重県出席者最年長の武藤章美先生の乾杯のご発声により宴が始まり,来賓,各県の同窓が時間も忘れ,楽しく入り混じって話に花を咲かせ,最後の校歌斉唱で最高潮に達しました。
 いろいろと手違いもありご迷惑をおかけしたこともありますが,皆様のご協力により無事に終えることができましたことを,紙面をお借りいたしまして心より御礼申し上げます。ありがとうございました。

(宮﨑 弘隆 記)