平成27年7月4日中原歯科保健センターにおいて東京歯科大学川崎支部恒例の学術講演会が開催された。
今年は,慶應義塾大学医学部歯科・口腔外科学教室中川種明教授をお招きして『医科歯科連携をふまえた歯科治療-歯周病と糖尿病などの基礎疾患との関連-』の講演が行われた。
大学病院の歯科という環境をふまえて医科歯科連携をとらえ,バイオフィルム感染症である歯周病と抗菌薬,歯周病と基礎疾患との関連,特に糖尿病について講演された。高齢者社会になって今後医科と患者の情報を密に共有して歯科医療に携わっていく必要性や,ます歯科医師として必要不可欠となってきている全身との関連を再認識した。
講演後は講師を囲み懇親会となり,同窓での楽しい一時を過ごした。
(紺野 義之 記)