平成25年12月8日(日)名鉄ニューグランドホテルにて平成25年度東京歯科大学愛知県同窓会総会が開催され,総会,記念講演,懇親会と盛大に行われました。
総会では来賓として大変お忙しいなか,学長である井出吉信先生に,また本部より同窓会副会長,梅村長生先生及び常任理事の財部正治先生をお迎えしました。成瀬健会長の挨拶では,東京歯科大学が千葉から水道橋に戻る歴史的な時にして,若手歯科医師の活躍を期待し,かつ,年配の先生方には代々受け継がれる血脇イズムの伝承の大切さをのべ,この120周年の歴史を今後とも継続して行くことは,我々同窓会の使命であると述べられた。続いて,学長の井出先生より,現在の在学生の愛知県同窓の状況,水道橋移転や,今後の教授を決定して行く上で後継者育成もできるシステムづくりについて説明お話しされ,最後に2期工事のための寄付の依頼があった。本部同窓会からは梅村先生,財部先生より,会務,事業報告並びに平成27年11月29日に予定されている120周年記念行事についての案内があった。
総会は,議長選出,収支現計報告や決算報告各部報告がなされ,議事,協議と,滞りなくすすめられ総会を終えました。
記念講演会は,「成長期の矯正治療とその問題点について」という演題にて昭和41年卒の名古屋で酒井矯正歯科クリニックをご開業の酒井優先生に講演をしていただきました。48年の矯正治療経験から,矯正治療を成功させるためには安定した顎位の元に,顔立ち,歯,歯列,機能的咬合,歯周組織,顎関節,安定性などを考慮した検査,診断に基づいた治療を進めることが重要であるとの経験に基づいた大変ためになりとても勉強になりました。
最後に毎回会員皆がとても楽しみにされている懇親会が同会場にて行われ,来賓として,愛知県歯科医師会副会長の須賀均先生にいらしていただき,ご挨拶をいただき,和気あいあいとした会が催されました。今年一年の新規会員の紹介や教授就任の紹介挨拶があり,最後は,恒例の校歌斉唱を小関理事の指揮の下,熱唱にて終わりを迎え,少し世の中に活気が戻ってきたようにすら感じました。
(井上 敬介 記)