●東京歯科大学水道橋校舎竣工記念講演・記念式典・祝賀会挙行
さる8月31日(土)に、東京歯科大学水道橋校舎新館(千代田区三崎町)の竣工を記念して、記念講演・記念式典・祝賀会が挙行されました。
水道橋校舎新館血脇記念ホールにて記念講演と記念式典が開催され、続いて、記念祝賀会が東京ドームホテル地下1階「天空の間」において開かれました。
記念式典に先立って、午後2時より記念講演がおこなわれました。
演者は「武士の家計簿」を記された、作家で本学客員准教授でもある磯田道史先生で、「幕末より明治の教育について」と題し、徳川幕府時代における各藩の特徴的な教育方法をとり上げながら、東京歯科大学設立の時代的背景と、髙山紀齋先生、そして血脇守之助先生が、どのような志で歯科医学教育を造りあげてきたかについて、知られていない貴重な文献に基づいて、大変興味ある話をされました。
講演に引き続き午後3時15分より記念式典が挙行されました。記念式典には、下村博文文部科学大臣、原 德壽厚生労働省医政局長、納谷廣美一般社団法人日本私立大学連盟副会長、矢﨑秀昭東京歯科大学同窓会会長を始め、歯科界、大学・歯科大学関係、本学同窓のご来賓の他、数多くの方々のご参列をいただき厳粛に執り行われました。
記念式典終了後、会場を東京ドームホテルに移し、午後5時より記念祝賀会を開催されました。
記念式典・祝賀会には、共に500名を超える方々の参加を得て、午後7時、参加者それぞれの思いを胸に、会はつつがなく終了しました。
●東京歯科大学水道橋校舎新館開校に伴う説明会開催
8月31日(土)の東京歯科大学水道橋校舎新館竣工、記念講演・記念式典・祝賀会に続き、9月2日(月)には、全学年の学生たちに向けて、水道橋校舎新館開校に伴う説明会が開催されました。
真新しい校舎に初めて足を踏み入れた学生たちの歓声の中、血脇記念ホールのシックな客席は、1、2年および5年の学生達で埋められました。そして、3年、4年、6年生は、これから授業が始まるそれぞれの教室の机に座り、前面のスクリーンに映し出される映像で開校に伴う説明会に参加しました。最初に、井出吉信学長から水道橋校舎新館の開校について全学生に向けての挨拶があり、それに続いて、石井拓男副学長より、各学年の代表に、水道橋校舎新館の開校を記念する品が手渡されました。一戸達也副学長からのお話しの後、河田英司教務部長と佐藤 亨学生部長より、新校舎での講義・実習や学生生活についての詳細な説明があり、閉会となりました。