平成24年12月2日(日)名鉄ニューグランドホテルにて平成24年度東京歯科大学愛知県同窓会総会が開催され,総会,記念講演,懇親会と盛大に行われました。
総会では来賓として大学法人主事であり水道橋病院病院長である一戸達也先生,および本部より同窓会副会長,宮地建夫先生をお迎えしました。成瀬健会長の挨拶では,本部の方針でもある若手の会を盛り上げ,ますますの活気ある会の発展のためとして,愛知県では若手勉強会を開催したという大変有意義な事業の報告がありました。また,次年度は学術,医療問題などを柱とし,東京歯科大学同窓会として歯科界をリードしながら歯科医療の王道を歩んでゆきたい,と述べられました。続いて,大学よりの説明にて,一戸先生より変化しつつある大学病院の現状として,大学移転,水道橋病院の現在の様子,さいかち坂校舎竣工,血脇記念ホールについての説明がありました。また,第105回歯科医師国家試験の結果,合格率1位との報告に同窓は皆とても誇らしく,嬉しく感じたようでした。本部同窓会からは宮地先生より,大学と同窓会の現状についてお話しされました。同窓会が団結するためのシンボルとして,血脇守之助先生をたたえる記念ホールを同窓の力で支えるんだという意味も込め,血脇先生イコール同窓会という表現でご寄付をより多くの同窓会会員にお願いされました。また,若手会員,女性会員との連携を強化して,若手ネットワークを立ち上げ充実させていくという方針を述べられました。
引き続き総会は,議長選出,収支現計報告や決算報告各部報告がなされ,議事,協議と,滞りなくすすめられ総会を終えました。
記念講演会は,「相続よもやま話」という演題にて講師に税理士・米国税理士の資格をお持ちになられる加藤久豊先生に講師にいらしていただき,歴史ある東京歯科大学において関心のある医院の継承など相続に関する内容を,鋭い視点でお話しされ,大変ためになりとても勉強になりました。
最後に会員皆がとても楽しみにされている懇親会が同会場にて行われ,ご来賓として,愛知県歯科医師会副会長の花井信浩先生にいらしていただきました。挨拶として,とても東京歯科に縁のある花井先生であることから,熱のこもった過分なご挨拶をいただき,和気あいあいとした会が催されました。その後も飲み足らず,二次会にいかれる方がたくさんおられたようで,楽しい時間はあっという間に過ぎさりました。最後は,恒例の校歌斉唱を小関理事の指揮の下,熱唱にて終わりを迎え,歴史ある東京歯科大学だからこそ,時代を超えたご縁でつながり,楽しい1日を過ごすことができました。
(井上敬介 記)