平成24年6月23日(土)~24日(日),川崎水橋会恒例の学術研修旅行が,熱海「ニューさがみや」において行われました。学術講演は口腔外科学講座主任教授の柴原孝彦教授をお迎えいたしました。演題は「見逃してはならない粘膜疾患―日常診療から検診まで―」ということで,日常臨床で私たちが目にする可能性がある多数の粘膜疾患の写真をご提示していただき,それについての詳細な鑑別方法の解説,また,全がんのうちの口腔癌の割合,年齢別や来院経路等のデータの提示,現在,千葉県で行ってきた口腔癌検診の成果をより具体的に分かりやすく説明していただきました。学生時代に習ったときと同様に熱く引き込まれるような語り口に,参加者は熱心に耳をかたむけていました。
講演会終了後は,温泉で疲れを癒して,懇親会へと移りました。柴原先生を囲んで,おいしい料理とお酒を肴に会員との昔話等はもりあがり,時間を忘れて楽しい時間を過ごしました。そして,2次会はカラオケで,それぞれが自慢の歌を披露し,ダンスをはじめる先生もいらして,再び盛り上がった場となりました。最後は,恒例の校歌斉唱で楽し
い時間の締めとなりました。
翌朝は,朝食後,自由解散となりました。
(中田伸一 記)