会長
大山 萬夫
(東京歯科大学同窓会会報 平成22年2月号/第374号より)
会員の皆様にはご家族共々お健やかにお過ごしの事とお慶び申し上げます。平素は本同窓会の運営に深いご理解と多大なるご支援を賜り厚く御礼申し上げます。
お陰様にて無事1期2年の任期を終える事が出来ました事、役員一同と共に感謝申し上げます。又昨年11月の同窓会評議員会・総会において、満場一致で再度同窓会会長にご推挙を賜りました。このことは身に余る名誉な事と存じますと共にその責務の重大さに、身の引き締まる思いでございます。お受け致しました以上は、誠心誠意会務執行に努める所存でございます。
この2年間、本部と各支部との連携強化、大学当局との密なる連絡確保等を第一に行動を取ってまいりました。目下極めて良い状況に推移致しております。
さて今年度の本部同窓会活動方針でございますが、同窓会機構改革は必須の課題であり、昨年11月開催の評議員会にてご協議頂きました改革案件につき、本年も引き続き検討を進めてまいります。
本年度の懸案事項として
・支部、地域支部連合会との連携強化・母校との協力強化・シンクタンク機能の推進・主に若手同窓会員のための研修会の開催・本部同窓会執行部及び評議員会改革。
各地の支部をお訪ねした折に、多くの会員より要望のあったものは本部としてもその対応を考えております。
主な問題点として
・会員のみならず社会が新しい変化を望んでいる・若手の同窓会離れが始まっている・経費の上で運営上の問題が懸念される・大学120周年記念,大学移転等への協力体制の強化・組織のスリム化。
等であります。足腰の強い経済的余力の有る同窓会を希望しておられるのです。
時あたかもサブプライムローンの破綻に端を発した金融危機は世界的恐慌にまで発展し、又国内では政権交代・JALの経営破綻等大きく社会は変わろうとしています。この様なとき我が同窓会も将来を見据え痛みをともなう事も有りましょうが、発展的に勇気を持って変革を遂行しなければならないと確信しております。栄光有る同窓会飛躍のとき、将に今レバレッジのとき来るの感があります。
以上をご理解の上なお一層のご協力を賜りたくお願い申し上げます。