静岡県支部/令和元年度 静岡県支部同窓会 第79回定時総会・記念講演・ 懇親会 開催

 『令和元年度 静岡県支部同窓会 第79回定時総会・記念講演・懇親会』が令和元年12月1日,ホテルアソシア静岡にて行われました。
総会では第1〜5号議案の全てが賛成多数で承認されました。次期役員には新支部長に鳥居一也先生(浜松・昭58卒),新監事に青島孝之先生(焼藤志・昭54卒),神田潤二先生(田方・昭50卒)が選出されました。
また,ご来賓の東京歯科大学同窓会副会長の早速晴邦先生に会務報告として『台風による被害状況と義援金のお願い,同窓会名簿,全国歯科大学同窓会校友会,都道府県代表者会の報告,母校との連携,寄付金のお願い』等のお話をしていただきました。
同じくご来賓の東京歯科大学学生部長の佐藤 亨先生には来年の130周年記念式典や最近の新入生(同窓,非同窓率等)について,国家試験の問題や合格率,水道橋・千葉・市川キャンパスの特徴,一般他大学との連携など,大学の現状についてお話をしていただきました。
記念講演ではアヒルの子歯科院長・塩田雅朗先生(昭和53卒・静岡市開業)に『不都合な真実〜今,子ども達に起きている危機 How dare you 〜』という演題でご講演をしていただきました。
塩田先生は「東京歯科卒業生はジェントルマンであり,How dare you なんて言葉をそのジェントルマンの先生方に対して使う言葉ではないが,あえてこの言葉を使うということの意味を読み取ってほしい」とまず話され,講演を始められました。
塩田先生は元々エッジワイズ法を応用した矯正治療をされていました。しかしある時,顎位を変え,前方拡大をし,筋機能訓練等をすることでブラケット治療が必要のない症例を経験し,同時期にオーストラリアのクリス・ファレル先生によるMRC矯正治療を知り,これを行うことによりNo Extraction, No Brace, NoRetainer, Better Smileを獲得できるということでブラケット治療をやめ,現在はこの治療法を行っているそうです。「本来,不正咬合の原因は歯の大きさ,顎骨の不調和ではなく軟組織にあり,この問題を改善してあげることで正常な鼻呼吸,正常な口腔周囲筋,そして正常かつ安定した歯列を得ることができる。現代の子ども達は不正咬合が激増し,口呼吸が多く,睡眠の質が悪い。子どものころからの口呼吸はのちに自閉症や発達障害などを引き起こすことがある。是非子ども達の睡眠を良くしてあげてほしい」と話されていました。

(平成13年卒・片岡 洋平 記)