令和元年7月6日（土）から7日（日）にかけて，天候が大変心配されましたが両日とも好天に恵まれ， 岐阜県長良川に総勢27名（うち女性会員３名）の参加を得て一泊二日の親睦旅行が開催されました。宿泊先は，橋本雅範会長（S53年卒）ご推薦の1860年創業五つ星の宿「十八楼」で，ここは旅のプロが選ぶ人気温泉旅館です。
　旅行第一日目は現地集合，午後５時半頃より懇親会開宴。まず橋本会長より，若手会員から強い要望があり久々に実現した今回の旅行に関する経緯を含め，愛知県同窓会の事業報告，今後の抱負などお話いただき，続いて子夫人（S40年卒）とともにご夫妻で参加された城所　繁先生（S41年卒）からご挨拶をいただきました。城所先生は愛知県東三河地区で構成される「豊徳会」の会長を西村秀祐先生（S25年卒）より引き継がれ，その報告も兼ねてご出席いただきました。宴会では成瀬　健前会長（S50年卒）の粋な計らいで，お二人の芸妓さんに来ていただき，唄と踊りも披露して場をより一層華やかに彩ってもらいました。宴会終了後すぐに貸切船に乗り，長良川名物の伝統的な鵜飼を見物しました。芸妓さんにもお付き合いいただき，お酒もたっぷり飲みながら風情豊かな長良川鵜飼を堪能しつつ，藤江　晋先生（H3年卒）と山本隆司先生（H7年卒）が中心になって，格式ある長良川鵜飼を邪魔しない程度に大いに騒いで盛り上げてくれました。
　旅行第二日目は，地元の観光ガイドさんに案内してもらいながら，金華山ロープウェーに乗って岐阜城を見学しました。ここは斎藤道三，織田信長，明智光秀ゆかりの地で，来年のNHK大河ドラマ「麒麟がくる」の関連で人気スポットになるでしょうとの事。その後昼食会場は，これまた橋本会長ご推薦の明治中期創業の日本料理店「かわらや」で，まずは食事前に日本歯科医師会学術委員会委員，愛知県歯科医師会学術部次長を務める静間祐一郎先生（H7年卒）より学術講演をしていただきました。
　今回の親睦旅行は本当に中身の濃い二日間となり，東京歯科大学らしい伝統行事あり，学術あり，お酒たっぷりありで，橋本会長以下参加者全員，ますます一致団結できたと確信できたのではないかと思われます。最後に，何はともあれ長良川で溺れる人もなく，金華山で遭難する人もなく無事に終わってめでたしめでたし。

（昭和59年卒・竹内　英樹　記）

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