昭和29年卒(名誉会員)・昭和39年卒(2名)・昭和45年卒・昭和62年卒・平成5年卒の同窓会員が逝去されました。
詳細は「逝去会員」欄をご参照ください。
(以下、報告日順・R5.11.13〜24 報告分)
「同窓会員からの写真投稿ギャラリー」を更新しました。
「宍道湖の夕陽」
日時:令和4年11月12日撮影
場所:島根県 松江市
昭和58年卒 大学支部 古澤 成博先生 撮影
(2023年11月21日〜)
コメント:
日本歯科保存学会岡山大会の翌日、今年の大会会場の下見に訪れた松江市。丁度好天に恵まれ、タイミングよく夕陽を撮影することができた。
私は信越地域支部連合会会長で,青木篤敬(あつゆき)と申します。今回は,この巻頭言の執筆を担 当することとなりました。宜しくお願いいたします。
まず,ここ数年の医療現場で思うことは,やはり新型コロナウイルス感染症のことです。あの時我々は,行き場のない不安,焦燥感にさいなまれていたと思うのです。この様な時にどう生きていけば良いのか,といった問題を考えてみたいと思います。我々は,いつ終わるのかも分からず,過去に経験したことがなく,対処方法治療方法も確立されていない,答えの見つからない状態,そういうものに遭遇しました。しばしば「出口が見えない」とも言われました。そして,時間的にも空間的にも閉ざされた状態の中に閉じ込められていました。
こう考えてくると,思い出すのはカミュですね。ここで参考にしたいのは,エッセイ「シーシュポスの神話」です。これは数ページですので5分で読み終わります。是非お読みください。このような出口の見えない,正解が見つからない,あるいは人によってそれぞれ違う答えがある,こういうものはもっと幅広く考える必要があると思うのです。
内容は,ギリシャ神話の話です。シーシュポスという人物がいました,彼は神々に対して罪を犯し,罰せられます。罰は,巨大な石を転がしながら山の頂上に持っていくというものでした。しかし,山につくと,途端に石はふもとに転がり落ちてしまいます。仕方がなく彼はまた麓に戻り石を山に上げます。また落ちてしまい。また持ち上げて…。これを永遠に続けるという罰でした。終わりのない,答えの見えない,この罰は究極の刑罰ともいえるでしょう。「無益で希望のない労働」「全身全霊をうちこんで,しかも何物も成就されない責苦」そしてカミュはこう述べています「今日の労働者は生活の毎日毎日を,同じ仕事に従事している。その運命はシーシュポスに劣らず不条理だ」
この「不条理」とは,
「条」とは筋道,筋道を立てて述べること
「理」も筋道,あるいは物事のそうでなければならない筋道 正しい判断
つまり,不条理とは不合理,さらにこの世界の中で何らかの意味を見出そうとしてもうまくいかない,不可能である,といった意味です。論理的に物事を考えても,答えが出ない,ということです。新型コロナ禍の状況もまさにこのような不条理の状態であったといえます。世の中にはこんな不条理な問題がいろいろあります。カミュは答えらしきものをはっきりとは書いていませんが,私の解釈は,誠実に,努力することにこそ,人生の幸せは見いだせるのだ。自分で考え,不合理に対して自分の答えを見出すこと,ということのようです。当たり前のことのようですが,どうですか,皆さんはどう解釈しますか。
「同窓会紹介」および、「同窓会って?(準会員・新進会員の方へ)」、「書式・資料ダウンロード」に、「東京歯科大学同窓会会則・施行細則他(令和5年4月1日版)」を掲載しました。
※本コンテンツ閲覧にはログインが必要です。
(ID・パスワードは本年度同窓会報2月号に掲載されております)
「同窓会員からの写真投稿ギャラリー」を更新しました。
「佐世保 九十九島」
日時:令和5年10月6日撮影
場所:長崎県佐世保市
平成15年卒 町田支部 小川 志保先生 撮影
(2023年10月15日〜)
コメント:
先週、歯科麻酔学会がてら以前、ふるさと自慢に掲載していただいた佐世保の地を訪ねてきました。
「令和5年度 会員活動推進委員会 講演会」および「第11回 新進会員のつどい」の開催日程について、誤表記がございましたので、お詫びとともに訂正いたします。
・「令和5年度 会員活動推進委員会 講演会」 曜日訂正
【誤】10/28(金) → 【正】 10/28(土)
・「第11回 新進会員のつどい」 日付訂正
【誤】11/18(土) → 【正】 11/19(日)
「同窓会の歩み」内、「同窓会年表」を更新しました。
「早朝の岡山城」
日時:令和4年11月11日撮影
場所:岡山県 岡山市
昭和58年卒 大学支部 古澤 成博先生 撮影
(2023年11月21日〜)
コメント:
日本歯科保存学会岡山大会初日、岡山城まで早朝散歩。清々しい空気で気分爽快であった。