専務理事
髙橋 義一
(東京歯科大学同窓会会報 平成22年12月号/第379号より)
同窓会改革では若手支援を謳っている。その一つの事業として若手同窓支援セミナーがあり,先日開催された。若い先生が臨床でトラブルにあわないように,そして明日の臨床に役立つよう,医事処理,保険を切り口にしながらBS製剤や下歯槽神経麻痺について学術的な話をすすめるという新企画で高い評価を得たとのことである。さて,話はもどるが,この研修会を我が支部の若手に紹介しようとした。しかし気がつくと卒後5年,卒後10年の若者は支部にはいなかったのである。今年から始まった本部ー支部間の情報ネットで行われたアンケート結果でも,確かに“若い人が少なく,高齢化で活動に苦労する”という声が多かった。どうも「同窓会」と「若い人」のリンクが薄くなりつつあるのかもしれない。 続きを読む