新型コロナウイルス感染症は未だ収束の兆しが見えない状況ですが、
会員の皆様はお元気でお過ごしでしょうか?
同窓会参事であり、参議院議員でもある島村 大先生より
先生方へのエールとともに情報提供をしていただきました。
同窓会会員皆さんでの情報共有をお願いしたします。
青く澄んだ空に、花々が咲き、一年の中でも一番活動したくなる季節なのに「stay home」
ストレスも溜まり、ちょっとだけなら・・・と気を抜いてしまいそうな毎日が続きますが、
もう少し、ガマン、ガマン。。。
広報部では、少しでも元気になれるような情報をお届けしたいと思いますので、
同窓会ワンチームで頑張りましょう!!
東京歯科大学同窓の皆さまへ
令和2年4月 参議院議員 島村 大
東京歯科大学同窓の皆様におかれましては、平素より格別のご高配を賜り厚く御礼申し上げます。
先の冬、突如として世界を覆った新型コロナウイルスの脅威は、新緑の季節を迎えるに至ってもとどまる兆しを見せていません。この危機的な状況下において懸命に診療に当たっておられる同窓の先生方をはじめ、歯科医療に従事するすべての方々に心から敬意を表します。
緊急事態宣言が全国に拡大され、学校休校や外出自粛要請によって街が閑散とする中、多くの歯科診療所が苦しい経営を余儀なくされています。加えて、日ごろから感染症対策に留意されている歯科医師の先生方をもってしても、この得体の知れないウイルスの感染リスクに大きな不安を感じていると思います。事態の長期化も視野に入れなければならなくなりました。
しかし、だからといってその間、歯科診療を中断するわけにはまいりません。口腔の状態が悪化して体力が低下すれば万が一感染した場合の重篤化リスクが高まる上、感染しないとしても口腔に起因する他の疾患の発生や要介護状態の悪化によって医療・介護資源をさらに逼迫させる懸念もあります。
こうした事態を避けるべく、多くの先生方が今日も奮闘されています。そして、その持てるお力を最大限に発揮していただくためには、感染リスクを封じた上で経営の不安を取り除く環境整備が欠かせないと認識しております。
政府はこれまで、マスクや消毒用エタノールの優先供給を行って診療現場を支援するとともに、休業手当を支払いながら雇用を維持する事業主のために雇用調整助成金の特例措置を拡充し、助成率の引き上げや受給要件の緩和、申請書類の簡素化といった対策を順次講じているところでありますが、現場にはまださまざまな課題が残されていると思います。私としても、助成制度や支援策の幅広い利用を通じて経営上の問題が生じないよう、今後も政府に働きかけていく所存であります。
今、歯科医師が社会のためにできることは歯科医師の役割をしっかり果たすことだと考えます。今こそ歯科医療界が一丸となり、国民ファーストの精神でこの事態を乗り切りたい。歯科医師の国会議員として、東京歯科大学同窓の先生方に、国民の健康を維持していくためのお力添えをいただきますよう切にお願い申し上げます。
※上記PDF2点は2020年4月24日掲載のものです。
情報が更新されておりますので、最新版は各省庁HPにて御覧ください。
新型コロナウイルス感染症関連情報:
経済産業省:https://www.meti.go.jp/covid-19/
厚生労働省:https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000164708_00001.html
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