ふるさと自慢:AIから離れ,自然と伝統を辿ってみよう/長野県 佐久市(同窓会報439号より)
はじめに
大学に通う頃,列車の中などで「どこの出身ですか」と聞かれると「軽井沢の隣で,佐久というところです」と,かならず軽井沢を仲介役にして佐久を紹介したものだ。最近は直接「佐久市です」という。人口が10万人を超えたり,足りなくなったりしている田舎町である。 1998年長野冬季オリンピックを機に開通した新幹線「佐久平駅」のおかげか,面倒な説明が要らなくなった。ちなみにこの長野新幹線の駅の中で,今までの信越線の駅を使わず,全く新しい駅としてできたのは佐久平駅のみである。
今回「ふるさとじまん」の原稿依頼を受け,何を書こうかと考えてみたが,普通の観光地紹介とか,歴史探訪は,私よりインターネットのほうがずっと詳しく紹介しているので,そちらを見ていただくことにして,佐久の人間しか知らない「佐久」をじまんしようと思う。
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