令和6年3月2日（土），後楽園飯店にて令和５年度菅松会総会が開催されました。菅松会は昭和60年にオーラルメディシン講座の同門会として発足し，現在は市川総合病院歯科・口腔外科関係（口腔腫瘍外科学講座，オーラルメディシン・病院歯科学講座，口腔がんセンター）の会へと発展しています。
　総会は齊藤朋愛先生（平17年卒）の司会の下，河野孝栄先生（昭60年卒）の開会の辞に始まり，会長の千葉光行先生（昭43年卒）が挨拶され，会長勇退のご意向を示されました。新会長には幹事会選出の宮吉　誠先生（昭57年卒）が満場一致で承認され，野口沙希先生（平18年卒）の閉会挨拶で総会は終了しました。
　懇親会は三條祐介先生（平18年卒）が司会を務め，平井基之先生（昭59年卒）の開会挨拶で幕が開き，新会長の宮吉　誠先生より継承と発展にかける決意表明と，千葉光行先生の名誉会長就任が発表されました。続いて名誉会長の山根源之名誉教授（昭45年卒），片倉　朗先生（口腔病態外科学講座教授）よりお言葉を頂戴し，大野勝己先生（昭50年卒）のご発声で乾杯となりました。酒井克彦先生（オーラルメディシン・病院歯科学講座講師）による長期海外出張報告「ニュージーランドでの摂食嚥下リハビリテーションについて」を拝聴し，野村武史先生（口腔腫瘍外科学講座教授）から市川総合病院の現況報告，松浦信幸先生（オーラルメディシン・病院歯科学講座教授）から学務報告が行われました。旧交を温め話が尽きない中，武安嘉大先生（平10年卒）の三本締めでお開きとなりました。現役医局員とOB・OGの貴重な交流の場として，次回２年後の開催を心待ちにしております。

（平成6年卒　蔵本　千夏　記）