連日のうだるような猛暑の中，平成22年度東京歯科大学少林寺拳法部OB会総会が東京千代田区の如水会館で開かれました。石原忍OB会会長の開会の挨拶の後，会務・会計の報告と議事が滞りなく行われ，役員も変更無く現役部員の支援等今後の方針が示されました。

　引き続き，髙野伸夫先生の千葉病院長・井上孝先生の大学院研究科長のご就任祝賀会が52名という多数の先生方の出席のもとに開かれました。総会同様，石原　忍OB会会長の挨拶の後，ご来賓の方々からお祝いのお言葉を頂きました。まず最初に喜寿を迎えられますますお元気な淺井康宏前部長から両先生への力強い励ましのお言葉を頂き，鈴木慎二少林寺拳法部師範より少林寺拳法の精神にのっとって大学・大学院・クラブの発展のために頑張っていただきたいとのお言葉を頂きました。

　それを受けて，髙野伸夫千葉病院長先生から少林寺拳法部OB会の暖かい支援へのお礼と患者様から信頼される病院作りを目指したいとのお言葉をいただきました。また井上　孝大学院研究科長先生からは，大学における教育～大学・臨床～病院・研究～大学院という３本の柱のうち２つを少林寺拳法部が受け持つ事の意義と，今後もクラブの発展に力を尽くしたいとのお言葉を頂きました。

　その後，両先生へOB会長から記念品の贈呈が行われ，それに続き鈴木師範と鈴木四郎先生による模範演武が披露されました。アラ還とは思えないスピードと力強さのすばらしい演技に参加者から盛大な拍手が送られました。その後OB会の最長老であります佐瀬俊之先生の乾杯の御発声で祝宴となりました。昭和46年卒から現役まで幅広い年代ではありましたが少林寺拳法という強いつながりで，和気あいあいとした中にも髙野・井上両先生がクラブの誇りである事，またこれからのご活躍への期待する話にあっという間の楽しい時間を過させて頂きました。

　最後に監事の北村家康先生から閉会の言葉を頂きお開きとなりましたが，お忙しい中ご参加いただきました多数の先生方に御礼を申し上げますと共にご来賓の方々のご健勝と髙野・井上両先生のこれからのご活躍をご祈念申し上げご報告とさせていただきます。

（昭和56年卒　黒田真右　記）