OB会名を「杖痕クラブ」と呼び80年になります。志賀高原発哺温泉に,50年間山小屋を維持していましたが,残念にも4年程前に閉山しました。杖痕クラブは,会員相互の親睦と,山岳部員の山行を通して登山技術の指導などしています。毎年3月には,発哺温泉杖痕ヒュッテにスキー合宿と還暦祝を開催し,北海道・九州からも祝の為に集合した事を懐かしく思います。
今年は,6月11日(土)箱根・強羅にて,クラブ総会と還暦該当者の祝賀会を開きました。東日本大震災の自粛ムードの中でしたが,福島県から直接被災された方を含め,19名の参加がありました。還暦祝賀会は,30数年前から恒例行事の一つとして開催しています。クラブのワッペンを付けた赤い上着を贈って祝っています。朝波雄二君(昭和50年卒)・大泰司正嗣君(昭和52年卒)が祝福を受けました。この2名を学生時代に,穂高岳などでロッククライミングを直接指導した元部長の野間弘康先生と,剣岳合宿に参加指導してくださった朝浪惣一郎先生から祝いの言葉を,いただきました。82才の小山田先生から45才の野間大郎君までの年齢差を感じさせぬ会合となりました。翌12日(日)は,強烈な朝日に起こされました。現地解散となりましたが,有志7名は,小涌谷駅から湯坂路(鎌倉古道)を歩き,湯本駅までの3時間行動を共にしました。紫陽花満開には少し早かったが,日頃のトレーニングになりました。
参加メンバー(敬称略)
小山田修・佐々木康之・酒井雄学・鈴木恭平,大塚弘介・依田雄弘・野間弘康・加藤孝道・加藤喜代次・山口勝康・朝浪惣一郎・本多哲郎・森田芳和・朝波雄二・大泰司正嗣・福嶋修治・西井和彦・茂木元介・野間大郎
(幹事会一同 記)