横浜鶴見支部/鶴見東歯会「平 光雄先生の白寿をお祝いする会」開催

 11月15日(日)午後1時より,鶴見駅西口「磯寿司」において,「平光雄先生の白寿をお祝いする会」が7名参加のもと開催された。
 沖縄ご出身の平先生(昭和15年卒)は,大正5年生まれの99歳。沖縄古典音楽「湛水流」の伝承と発展に寄与され,沖縄県民功労者でもある当支部自慢の大先輩。(詳しくは同窓会会報第391号「会員往来」をご参照ください。同窓会ホームページからもご覧になれます)
 はじめに,佐藤秀夫会長(昭和48年卒)が「平先生には今後,名誉会長として,いつまでもお元気で我々後輩にご指導いただきたい」と挨拶した。
 続いて乾杯へと移り,宇佐美雅弘先生(昭和31年卒)が先生の益々の健勝を祈念し,声高らかに祝杯を上げた。
 次いで平先生に記念品が贈呈され,世界にひとつだけ「平 光雄先生祝白寿鶴見東歯会一同」と記されたラベルが貼られた健康ジュースと,先生の誕生日の新聞も添えられた。先生は嬉しそうに99年前の新聞記事にじっくり目を通されていた。
 平先生から「よく長生きの秘訣は何ですかと聞かれるが,不平不満を言わずいつもニコニコありがとうの気持ちを忘れず,良いことも悪いことも“神様の言う通り”とにかく人生を楽しむことです。来年の鶴見歯科医師会創立100周年記念祝賀会では100歳の乾杯を任されました。来年のことを言うと鬼に笑われますが,健康に留意してまずは100歳を目標に頑張ります」を張りのある大きな声で謝辞が述べられ,大きな拍手が送られた。
 ここでお祝いメッセージが披露された。神奈川県支部連合同窓会の杉山紀子会長と鶴見歯科医師会の岩木一晃会長から届いた心温まるお祝いメッセージが披露され,先生は目を細めて耳を傾けておられた。
 その後,先生から出席者全員に各自違った内容の書をしたためた直筆の色紙を頂いた。「お礼の気持ち。私の趣味のひとつです。」と笑いながら手渡された色紙はどれも墨痕鮮やか,しなやかで流れるような美しい字に目を丸くして一同感嘆!ご出席の森田正純先生(昭和50年卒)は「私は平先生の書に魅せられ,5年程前から毛筆を始めました。最初から最後まで丁寧に書き上げることは並大抵のことではありません。素晴らしい」と拍手喝さい。
 また,先生は食欲も旺盛で,お寿司をつまみながら,嬉しそうな笑顔で出席者らと楽しく歓談が続いた。
 宴もたけなわであったが,ちょうどお祝い会当日が57歳のお誕生日の吉田礎久先生(昭和58年卒)に主役の平先生から花束が贈られ満面の笑みで「平先生は鶴見東歯会の誇りです。いつまでもお元気で」と閉会の辞を述べ,大きな拍手を以ってお開きとなった。

(宇佐美 貴弘(平成9年卒)記)