茨城県支部/平成26年度総会・学術講演会・懇親会

 平成26年12月6日(土)午後1時より水戸京成ホテルにおいて,同窓24名の出席を得て開催されました。髙野一夫幹事長の司会のもと,逝去会員2名(泉川 勇先生,金川一郎先生)に黙祷を捧げ,小鹿典雄支部長の挨拶の後,本年秋に瑞宝双光章を叙勲された久保木康輔先生を顕彰しました。
 続いて大学来賓として井出吉信学長から大学現況報告がなされ,水道橋校舎本館,新館,さいかち坂校舎における学生の現況報告と,水道橋病院,市川総合病院,千葉病院の各病院の運営収支状況,ならびに本館に隣接して着工が始まった二期計画工事のご説明をいただき,さらに平成27年度本校入試の概要及び平成26年度国家試験の結果発表のご報告を受けました。
 次に同窓会来賓として宮地建夫副会長から本部会務報告がなされ,現在の同窓会の最重要課題でもある,若手支援同窓会対策として,本学学生が属する「準会員」との学内セミナーの開催,卒後5年以下を対象とした「新進会員」との連携・構築された「若手支援ネットワーク」の活動状況,また既存の同期会開催支援や,本部-支部とのIT 情報伝達の確立状況についてご報告を受けました。
 さらに来る平成27年11月29日(日),本学同窓会120周年記念式典ならびに記念講演会の開催についてのご案内を受けました。
 総会では小野寺宣夫副議長のもと,会務報告等その後議事に移り,平成25年度決算,平成27年度事業計画案,平成27年度予算案,平成26年度関ブロ中間決算のそれぞれ案件の承認を受け,最後に次期執行部の役員改選の承認を求める議案が提出され,大野勝己副支部長が平成27年1月より次期支部長へと推挙され,満場一致で可決承認されました。
 コーヒーブレイクの後,学術講演会では,同窓会副会長の宮地建夫先生自ら「欠損補綴の私の見方」と題して,多くの補綴臨床のご経験を基に貴重なご講演をいただき,講演途中には,本県笠間市出身で北海道大学歯学部をご卒業され,その後本学臨床研修医を修了し,現在,同窓会本部の症例検討会にも属されている綱川周平先生がケースプレゼンターとして症例を発表され,その症例を基に将来起こりえる補綴学的予測等をわかりやすく解説していただきました。
 記念撮影の後は懇親会となり,顕彰を受けられた久保木先生に乾杯のご発声いただき,美味しい御馳走と少々お酒も入り,終始和やかな雰囲気で交流を楽しみ,校歌を斉唱してお開きとなりました。

(田澤 重伸 記)