平成26年7月13日（日），ブリランテ武蔵野において26年度埼玉県支部学術講演，総会，懇親会が開催されました。

　学術講演は東京歯科大学歯科社会保障学担当教授上條英之先生に“これからの歯科医療サービスの展望と課題「歯科診療報酬改定を含む最近の歯科関連施策の動きと基金（新たな財政支援制度）の内容について」”というテーマで，歯科界のみならず医科や介護を含めた社会保障の現状と今後についてご講演いただきました。質疑応答でも時間を超過するほど活発な意見交換がされました。

　総会に移り，まずは物故会員に黙祷を捧げました。来賓の同窓会常任理事小林慶太先生に同窓会の活動について，今回はご臨席叶わなかった井出学長の代行として田﨑雅和教授からは入試，国家試験の状況についてご説明いただきました。国家試験合格率の全国一位，最近の入試偏差値の高さと既卒者の合格率の高さに会員からは感嘆の声が上がっておりました。また，埼玉県歯科医師会副会長の小杉国武先生にもご挨拶をいただきました。同窓会の未入会対策にも引き続き力を入れていくことも確認されました。続いて野上宏一議長，田原邦昭副議長の下，議事は滞りなく進行し４議案すべてが賛成多数で承認され，総会を無事終了いたしました。

　隣接する会場に移動し懇親会は行われました。埼玉県歯科医師会常任理事の齋藤秀子先生にご挨拶と県での活動についてのご報告を頂戴した後に，成田賢二先生の乾杯ご発声にてのどを潤した後，歓談に移り和やかな時間を過ごしました。同窓会員の親睦を図り結束を強めるよい機会として，ゴルフ会や大学対抗ソフトボール大会の開催のアナウンスもありました。

　美味しいお酒とすばらしい料理を満喫し年代の垣根を越えた会員相互の交流を楽しみましたが，時はあっという間に過ぎ，大和田一彦先生指揮によって校歌を斉唱し盛況のうちにお開きとなりました。

（小杉　憲吾　記）