ふるさと自慢:カメラを携え目黒駅から中目黒駅までお花見ロード散策へ/東京都目黒区(同窓会報435号より)

 JR目黒駅では毎年春,改札前に「ここは目黒駅で中目黒駅ではありません」という大きなポスターが貼られます。春爛漫外国人を含めて多くの観光客が連日の満開桜報道に『花見』を兼ねて散策に訪れ,戸惑っているからです。
 目黒区は長い年月をかけて川沿いの桜の整備に取り組んできました。古木を剪定し景観と安全を目標に,やっとここ10数年注目のスポットになったわけです。桜並木は品川区である五反田から数キロ上流中目黒をすぎるあたりまでが川沿いお花見散策路として賑わっていますが,川幅と枝ぶりのインスタ映えはやはり東横線中目黒駅近くがベスト。連日テレビや雑誌の取材で大いに盛り上がっています。しかし一文字足りないJR目黒駅前では桜どころか目黒川の場所さえ分かりにくいのです。戸惑う気持ちはわかりますが「駅前から満開だって聞いたのに(怒)」という反応には,少々苦笑いしてしまいます。

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