コロナの蔓延により,2年前の六本木ヒルズでの同期会開催は中止になりましたが,昨年11月6日(日)に,第26回七十七期会を4年ぶりに開催することができました。今回は,卒後50年にあたり,また,当年度中には全員後期高齢者となる節目の開催です。
今までは,土曜日の夕方からの開催で,多くの方は都内1泊というスケジュールでしたが,今回はまだオミクロン株の影響も残っており,会場も広くとれるホテルメトロポリタンエドモンドクリスタルルームで11時から総会,12時より昼食を摂りながらの懇談,15時には散会とし,遠方でも当日中にご自宅に帰れる時間設定で行いました。
当日は無断キャンセルもなく,北海道や九州の遠方からの参加者を含め44名が顔を合わせることとなりました。少し残念だったのは,体調不良の方やオミクロンの感染が不安で参加できなかった方が結構いらっしゃったことです。
総会では,七十七期会150名の現況報告と共に,残念ながらこの4年間に逝去された齊藤 力君をはじめとする9人の同期生のご冥福を祈り黙祷を捧げました。
また,この間に叙勲の栄に浴された五十嵐 栄君,安井 晃君,加藤浩三君へのお祝いとして同期会からの記念品贈呈も行いました。
さらに理事長の井出吉信君には慶應義塾との合併や経営上のご苦労など大学の実情の話をしていただきました。大学の電気代が3億円も増えることには皆びっくりです。再度の寄付も考えるとの声もありました。
なお,会場には今回参加できなかった同期の現状報告を一覧できるようなスペースも作り,欠席者の日常を垣間見ることができるようにもしました。
懇談に際しての乾杯は毎回,当日最初の来場者が担うという当会の慣例に従って若干緊張気味の吉野正彦君による乾杯の発声で始まり,出席者の近況報告を始めとして,中締めまで,健康や家族,診療への取り組みなど共通な話題が多く,それぞれ話が尽きない時を過ごしていただきました。校歌斉唱後,最後に集合写真を撮りましたが,都合で中座された3名は集合写真の中に別枠で掲載されています。
次回は今回参加できなかった同期の方々の参加も願いつつ,喜寿を祝う令和6年を予定しています。
(森岡 俊介 記)