2019年4月21日(日)午後1時から東京ドームホテルで,長年にわたりアイススケート部(旧アイスホッケー部)の部長を務めて頂いた見明康雄先生(昭和53年卒 組織・発生学講座准教授)の定年退職に伴う祝賀会をOB会と現役学生により開催いたしました。現在のアイススケート部は16名(男子3名,女子13名)で1か月に1回程度,高田馬場のシチズンアイスパレスでスケーティングを中心にした活動を行っております。
そのアイススケート部は見明先生が学生時代に同級生の山本明彦先生(昭和53年卒)とともにアイススケート同好会として発足させ,その後のご尽力で昭和52年に当時の外科学講座(市川病院)の加藤繁次教授を部長として運動部協議会に所属するアイスホッケー部となりました。加藤教授のご退職後,見明先生には平成9年から20年以上にわたり部長をお務め頂きました。当日は,かつて東京都大学アイスホッケー連盟に所属し一般大学と試合をしていたメンバーを中心にOB・OGが30名,現役学生15名が参加しました。OB会長の山本明彦先生にアイススケート部の今日までの歩みを交えて開会のご挨拶を頂きました。初代部長の加藤繁次先生にも90歳とは思えないお元気な様子でご臨席いただき,発足当時の思い出と今後の医療を担う者への期待を込めたご挨拶を頂きました。岡本 広先生(昭和54年卒)からはクラブ活動などを通じた人の繋がりの大切さを現役に諭すように伝えていただき, 乾杯の発声を頂きました。宴会が始まりますとOBはもとより現役部員からも,部員の減少によりアイスホッケー部としての活動が困難になった後もアイススケート部として部員を確保し,今日まで活動を支えていただいた見明先生への感謝の言葉が異口同音に伝えられました。また,かつて主将を務めた高森幸生先生(昭和56年卒),林 純滋先生(昭和57年卒)から当時の厳しかった練習や合宿,東京都大学リーグで日体大や国士舘大と試合をした思い出話なども披露いただきました。現役学生の主将を務める倉島竜也君(第5学年)からは,ご多忙中でもいつもスケーティングの練習に参加して頂いていた見明先生への御礼と,今後も多くの部員を確保してアイススケートを通じて有意義な学生生活を送れる部として発展させてゆきたいとの挨拶がありました。OB・OGを代表して片倉 朗(昭和60年卒),谷みのりさん(歯科衛生士学校 昭和56年卒)から記念品と花束贈呈の後,見明先生から御礼のご挨拶と今後の活動への期待の言葉を頂きました。
閉会の辞を市川明美さん(歯科衛生士学校…昭和55年卒)に頂き,記念撮影となりました。
見明先生は今後もしばらくは他施設で研究を続けられるとのこと,これまでのクラブを支えて来ていただいた御礼はもとより,今後の益々のご発展とご健勝をお祈りいたします。また,この祝賀会を2011年以来のOBが会し,またOBと現役部員が交流する場にしていただいたことに感謝いたします。また,ご寄付,祝電を頂きましたOBの皆様にも誌面をお借りして御礼を申し上げます。
(昭和60年卒 片倉 朗 記)