本県出身の新進会員,現役学生(準会員)との交流を目的として行っている拡大群馬県人会が平成29年12月29日(金),高崎駅に隣接したホテルメトロポリタン高崎で若手会員による講演会と懇親会の二部構成で行われ,現役学生4名と同窓生30名の計34名で盛大に開催された。第一部の講演会は『病院歯科の現状』の演目で,NHO高崎総合医療センター歯科口腔外科医長 稲川元明先生(H11卒) が座長, 同センター歯科口腔外科 藥師寺 孝先生(H11卒)が演者を務め,病院歯科の役割が,従来の疾患に注目した歯科医療から生活の質の向上を念頭に置いた治療に近年シフトしてきており,医科歯科連携の推進という流れもある中での病院歯科の現状と役割について講演がなされた。
第2部の懇親会は県同窓会原 茂会長(S58卒)の挨拶の後,前群馬県歯科医師会会長 川越文雄先生(S31卒)による乾杯で宴が始まり,しばし歓談の後,ほろ酔いでリラックスした状態での参加者全員による近況や将来の話,今ハマっていること,母校に対する熱い思いなど含めた各自ユニークな自己紹介で大いに盛り上がったのち,大ビンゴ大会に突入。ビンゴ係の山川寿弥先生(H3卒)セレクトの趣向を凝らした賞品にまた一盛り上がり。楽しいひとときも瞬く間に過ぎ,〆の定番,校歌斉唱のあと,県同窓会顧問の武安一嘉先生(S44卒)のお言葉でお開きとなった。その後も高崎市内の二次会へと場を移した後も,世代を超えた熱い交流,強い同窓の結束がさらに深まった一夜となった。
(平成4年卒・小板橋 正樹 記)