平成29年10月7日東京歯科大学同窓会82期会を開催致しました。
今回の会場は明治の文傑 森 鷗外に思いを馳せるのも一興かと,上野水月ホテル鷗外荘を選び,クラス副主任として我々をご指導下さいました細川伊平先生をお迎えして,初めて顔を見せてくれた会員も含めて44名の出席を得て盛会となりました。
都内第一号の天然温泉で旅の疲れを洗い流してから,開会の辞に続けて,82期会会長岡野昌治会員の挨拶の後,大島慶子会員を議長に選出して総会を開き,物故会員への黙祷をささげた後,各種の報告を行い,次回同期会は松木建二会員を大会長として,四国で2019年に開催する事と決定しました。提案された日程は徳島で阿波おどりを見学して,翌日松山で同期会を開く2泊3日コースですが,途中参加も可能なプランも考えたいとのことです。
続いて懇親会,また各地の名産品等を多数の会員から差し入れを頂いての二次会にて旧交をあたため,再会を約して散会となりました。翌日は博物館や美術館,寄席等で思い思いの休日を楽しんだようです。
なお同期会皆勤賞を更新中の増田隆宣会員ですが,怪我の為,一度は出席を断念したようですが総会の冒頭に顔を見せてくれました。
皆様,次回同期会には是非ご出席ください。
(付記)
森 鷗外について
森 鷗外は幕末動乱の時代に御典医の息子として生まれ医を志し,19才の若さで東京大学医学部を卒業し軍医として活躍する一方文才を発揮し,文壇に確固たる地位を築きました。鷗外荘には代表作の一つ「舞姫」を執筆した部屋が保存されており,当日参加の会員にも,鷗外の面影と明治の浪漫を感じてもらえた事と思います。
(武井 壽夫 記)