平成28年5月3日(火・祝)に「東京歯科大学ラグビー部創立50周年記念行事」が盛大に開催されました。
東京歯科大学ラグビー部は昭和41年に同好会として発足し,昭和44年に部に昇格,これまでに関東医歯薬リーグ1部優勝1回,準優勝2回,歯学体優勝2回,三共カップメディカルセブンス現役優勝1回,OB優勝1回,準優勝1回と輝かしい歴史を残して来ました。
記念行事は「記念試合」と「記念式典」の2部構成で行われました。
「記念試合」はリコー砧グラウンドにて現役対OBで試合を行い,良い汗を流しました。事前に年齢や普段の運動状況を考慮して,試合に参加できるOB,見学のみとするOB の希望を募ったのですが,見学希望としたOB も自然とジャージに着替えてグラウンドに立ち,いつのまにか楕円球を追いかけていました。20代~70代までのOB がともにプレーし,往年のプレーをした,つもりのプレーを披露したりで,現役時代に戻ったような楽しい時間でした。「記念式典」は会場をホテルメトロポリタンエドモントに移して行われました。式典にはご来賓6名,全国からOB・OG と同伴者で83名,現役学生14名が出席しました。
OB 会長の額賀康之先生(S47年卒)から,創部時代の思い出を盛り込んだ挨拶,ご来賓の大山秀元先生(関東医歯薬ラグビーフットボール連盟元会長),宇都宮正幸先生(同理事長)から関東医歯薬ラグビーフットボールリーグにおける東京歯科大学ラグビー部の戦績と功績をおり交ぜたご挨拶をいただきした。乾杯の後,現ラグビー部部長の武田友孝スポーツ歯学研究室准教授から現在の部の状況と部員紹介がおこなわれました。
歓談中には,各年代から集められた思い出の写真がスクリーンに映し出され,話したいOB・OGが自由にマイクを持ち,思い出を語り,おおいに盛り上がりました。市川グラウンド,稲毛グラウンドでプレーしていた頃の懐かしの写真の他に,10周年記念の台湾親善試合,20周年のシンガポール遠征,30周年のオーストラリア遠征,秋田合宿,菅平合宿,函館遠征,2回目のオーストラリア遠征,クラブ旅行などの写真も映し出され,変わらぬ面影に大きな歓声が上がりました。そして,現役を代表して主将の柳生憲太郎君より新入部員の紹介がなされ,温かい拍手に包まれました。宴の最後には参加者全員が輪になり,校歌を合唱し現役主将の力強いエールにて締めくくられました。
伝統ある東京歯科大学において,ラグビーを通して寝食を共にした仲間と出会えたこと,50年目を皆で祝えた喜びを感じることのできた素晴らしい祝賀会となりました。
(平成5年卒 原 俊浩 記)