破竹会(昭和59年卒・89期)/破竹会神戸大会

 メダルラッシュに沸いたリオオリンピックが閉会し,パラリンピックも終盤に差しかかった9月18日(日)19日(月・祝),台風の影響で開催が心配されていた破竹会神戸大会が無事行われた。場所は,日本三大名泉のひとつで,日本三大古泉にも数えられる温泉界の大谷翔平といえる「有馬温泉」の有馬グランドホテルにて開催された。参加人数は,以前破竹会地方大会でお世話になった竹原君のご令室を含め32名,中には破竹会初登場,地方大会初参加というフレッシュな顔ぶれも集まり盛況な会となった。今回の幹事は,私も所属していたワンダーフォーゲル部の主将で,変わり者の多いワンゲル部同級生の中で唯一しっかり者で頼りになる存在だった村岡君が,相変わらず飄々と完璧につとめ,副幹事の成田君は,総会,懇親会後の二次会を担当し,自分が釣ってきた蛸をその場でさばいて,それに合うお酒も持参して皆に振る舞うなど,今までの会費未納分をチャラにする大活躍だった。もうひとりの副幹事の戸村君は二日目の六甲山ロープウエイ観光の担当だったが台風で中止となり出番なく残念だったが,戸村君は存在するだけで癒される人物なので,幹事の村岡君にとって充分精神安定剤と箸休めの役割を果たしていただろう。また,鈴木会長,保坂君,丸島君,るみさん,良子さんら世話人の皆さんも事前の資料作成,当日の写真撮影,懇親会,二次会での話題作りなど隅々に気配りを行き渡らせ,破竹会を安心してお任せできる磐石ぶりとチームワークの良さが感じられた。中でも,鈴木会長のお話はいつも秀逸で,今回の総会挨拶は,我々も年を取って丸くなったという話から「円」そして「縁」最後に「宴」で締めるというお洒落な展開で,普通の人ならこういう上手い話をしてうけると,どうしてもドヤ顔になってしまうものだが,全く表情を変えず終始にこやかで穏やかな姿を見ると,どうやら彼は現人神ではないか,と感じたのは私だけではなかったようだ。二次会ではあちこちで今回出席されてない人の話題も出ていたようなので,是非次回は神のご加護を授かりに皆さん集まりましょう。最後に,有馬温泉は,鉄分を多く含む赤褐色の「金泉」が有名で,美肌効果があると言われており,女性陣はこのお湯にしっかり浸って,総会前日に訪れた世界文化遺産・姫路城より白く美しくなったとのこと。めでたし,めでたし。

(竹内 英樹 記)