去る7月2日(土),新潟市岩室温泉「ゆもとや」に於いて今年度の同窓会信越地域支部連合会総会並びに新潟県支部総会が開催されました。来賓として冨山雅史同窓会副会長,中島信也同窓会常任理事,母校より井出吉信学長,組織発生学講座山本仁教授をお迎えし,長野県支部18名,新潟県支部33名,合計51名のご出席を頂きました。
新潟県支部より山田潤造先生が議長,長野県中信支部より林健治先生が副議長に選出され,連合会会長,来賓の挨拶へと会は進行していきました。
阿部晴弘信越地域支部連合会会長の挨拶では,水道橋校舎西棟建設の寄付,同窓会会員の減少問題などのお話を頂きました。
井出吉信学長からは,大学の近況のご報告を頂けました。なかでも,高齢化社会に向けて全身疾患に対する教育等,国家試験合格率に留まらず一歩先を見据えた教育を行っているというお話は印象的でした。
続いて冨山雅史同窓会副会長より,評議員会の現状,未入会員問題,アカデミアコースの紹介,ホームページの利用推進,西棟建設の同窓会支援などのお話を頂きました。
中島信也同窓会常任理事からは,熊本地震に対する同窓会支援,評議員会の運営状況,若手会員の支部加入率増加への取り組み,女性会員活性推進委員会の発足などを,支部への連携・協力もふまえ,お話頂きました。その後,庶務報告,物故会員への黙祷を捧げ,議事・協議に移り,次期は長野県上山田温泉での開催が承認され,総会は閉会いたしました。
総会終了後は,特別講演会と記念学術講演会が行われました。
特別講演会では,血脇守之助の調査を行った新潟県支部八百枝正樹先生より「血脇先生と三条・米北教校」の演題のもと,若き日の血脇先生の越後国三条町での足跡を講演して頂きました。
引き続き,組織発生学講座山本 仁教授より「基礎と臨床を繋ぐ研究!?組織学・発生学の動物実験からみえてくるもの」と題して記念学術講演会が行われました。昨今話題のips細胞や再生医療のお話も交え,多様な動物実験により歯や歯周組織の形成などが解明されてきたことを講演して頂きました。
記念撮影の後,懇親会に移りました。新潟県在住の15歳の全盲シンガーソングライター佐藤ひらりちゃんのミニコンサートで幕を開け,終始和やかな雰囲気で交流を楽しみ,校歌斉唱の後,終宴となりました。
新潟県支部総会
信越地域支部連合会総会に先立ち行われた新潟県支部総会は,議長選出の後,阿部晴弘支部長の挨拶にて開会となりました。来賓のご挨拶を頂き,庶務報告,会計報告,議事・協議に移り,次期は上越地区で開催する案が承認され,広瀬秀副支部長の閉会の辞にて閉会いたしました。
(平成9年卒・高田 美由紀 記)