5月10日(土)、松山全日空ホテルにて四国連合同窓会を開催しました。関谷栄先生の司会により、兵頭正帛先生の開会の辞、年齢によらず声高らかな校歌斉唱、ご逝去された先生方への黙祷の後、松木建二支部長の挨拶で総会が始まりました。
まず同窓会長、矢﨑秀昭先生よりご挨拶があり、若手支援ネットワークを充実させて同窓会また歯科医師会への入会を支援していきたいとの事でした。次に千葉病院長、井上孝先生より母校の国家試験での頑張りと今の学生の過密スケジュールの報告があり、最近の国家試験を何問か紹介していただきました。その難しさに皆ざわめき、学生さんにエールを送る思いでした。そして専務理事、高橋義一先生より同窓会の現状の詳しい説明がありました。ご来賓最後は、連合会長で地元の久保田晃先生です。昨年香川大会の報告があり、そろそろ引退したいとの思いを語られましたが、さっそく慰留の声があがっていました。
その後協議を終え、来年開催の高知支部長、西川文雄先生の挨拶、山本昌司先生の閉会の辞で総会を終了しました。
総会にひき続き、井上孝先生による再生医療の現状と今後の問題点についての講演がありました。現在ラットでは歯も再生され、歯根膜も作られていました。2030年頃にはすばらしい再生医療の世界があるようで、ひたすら感心して聞き入ってました。
井上先生、解りやすくユーモアたっぷりの講演ありがとうございました。最後の、くよくよしてると老化が早いとの話、一同肝に銘じました。
そしていよいよ懇親会です。新真美、西岡優子両先生のなんとも和やかな司会でスタートしました。アトラクションとして山本昌司先生率いるジャズバンド演奏があり、ダンディな先生のサックスに会は大いに盛り上がりました。四国の同窓会はとにかくよく飲みます。この日も延々と深夜徘徊です。四国中から参加くださった先生方、本当にお疲れさまでした。来年高知でお会いしましょう。
最後になりましたが、この会の6日前に愛媛支部理事の山田哲美先生が急逝されました。今回も我々の兄貴分として、中心となって準備を進めていた心優しいマラソンランナーでした。残念でなりません。これからは天国から見守ってください。来年は高知ですぜ!
(宇都宮 慎児 記)