三重県支部/総会・学術講演会・懇親会開催

 平成26年2月16日(日)に四日市都ホテルで,同窓会三重県支部定時総会,学術講演会,懇親会が開催されました。そして来賓として同窓会本部より臼井文規常任理事,有床義歯補綴学講座准教授の上田貴之先生をお迎えいたしました。

 総会は加藤誠康支部長の挨拶の後,臼井文規先生より同窓会の現状,特に最近問題となっている若い先生の同窓会各支部への未加入について,大学在籍時より同窓会との結びつきを深める方策や,インターネットを利用した若手会員との連携強化など様々なご苦労を伺いました。又,大学の新校舎への移転,120周年の記念事業についてもお話いただきました。

 議長は稲森幾太郎先生が選出され,報告事項や議事すべて円滑に行われました。又,その中で今年新たに入会された大橋卓史先生が紹介されましたが,2年ぶりの新人ということで非常に喜ばしいことです。

 休憩をはさんで,上田貴之先生より「有床義歯の印象採得を再考しよう」との題でご講演いただき,コンパウンドを利用した従来よりの義歯印象法ではなく,より簡便に短時間でできる印象方法について教えていただきました。内容はチキソトロフィー性を有する印象材の有効利用ということで,少し難しい部分もありましたが,みんな熱心に聞き入っていました。又,その他にも臨床のヒントになるであろう色々な事柄も,伺うことができました。

 懇親会は大橋卓史先生の乾杯で始まり,おいしい食事とお酒をいただき和気あいあいと楽しい時間を過ごすことができました。

(宮﨑 弘隆 記)


(2014.07.04:写真を19点追加掲載しました)