4月27日(土)午後3時30分より大分オアシスタワーホテルにて平成24年度・大分県支部「神潮会」の総会・学術講演会が同窓の先生方17名の出席を得て開催されました。
まず,神崎康司副支部長の開会の辞に続き,亡くなられた1名の先生に対し全員で黙祷を捧げました。
吉武勝支部長の挨拶・会務報告の後,大塚亨監事より監査報告がありました。その後総会の協議事項についての審議に入り,すべての案件が了承され総会を終了しました。
続いて同窓会本部よりお越しいただいた,宮地建夫先生に「欠損歯列のリスクと欠損補綴のリスク」というタイトルで講演をしていただきました。
宮地先生が考案された宮地の咬合三角や1942年に考案されたCummerの分類,臼歯部の咬合支持数を直接カウントすることなど,診断・治療方針の決定をするための様々な要件について,先生ご自身の症例で解説をしていただきました。
どの症例も長期にわたる経過をおっており,同じような症例でも違ったアプローチを行っているものなど実際の臨床例で大変わかりやすく講演していただき,会員の先生方にも大変好評でした。
記念撮影の後,場所を都町にあります「ふく亭本店」に移し懇親会を行いました。神崎副支部長の乾杯の音頭で始まった懇親会はすぐに和気あいあいとした雰囲気となり今年度新規入会した2名の先生も先輩方に飲ませていただき楽しい時間を過ごせたようでした。
その後2次会にも十数名の先生方が参加され,今年の総会も無事終えることができました。
(谷口 之規 記)