朋友会(平成3年卒)/卒業20周年同窓会開催

 平成23年11月19日(土)朋友会同窓会が開催されました。今回は卒業20周年の節目ということもあり、3部構成による企画で行われました。

 第1部は水道橋校舎13階において同級生による講演会が行われ、鬼澤君から「日常歯科臨床のトラブル症例に学ぶ」、太田和秀君から「変色歯への審美修復についての考察」、高梨君から「下顎第二大臼歯の欠損をどうしている?」、佐藤豊彦君から「デンタルインプラント治療における様々な骨造成術」というタイトルで発表があり、日々の臨床における注意点、様々な症例に対する苦闘と苦悩が発表されました。いずれの発表においても患者様を第一に考える誠実な姿が印象的でした。

 第2部の開始時には急逝された渡辺一君への黙祷が行われました。その後、第5、6学年の時に副主任としてお世話になった一戸達也先生に東京歯科大学の現状についてご講演いただきました。講演の冒頭に現在の私達の年齢が当時の一戸先生の年齢より10年位、上になっているとのお話があり、20年という時間が経ったことを強く感じました。一戸先生からは、私立歯科大学・歯学部の定員割れ問題、難しい歯科医師国家試験、これらに対する大学の対応や水道橋への移転について詳細にご説明いただきました。自分たちの子供が大学受験の年齢となってきており、参加者は真剣に傾聴していました。

 第3部は場所を東京ドームホテルに移し、中瀬君の軽快な司会のもと懇親会が開催されました。出席者の中には卒業以来、20年ぶりに会う人もおり、久々の再会に学生時代にタイムスリップして話こむ者もいました。また日々の仕事のこと、子供のことなど、話題は尽きないものの、予定の時間は瞬く間に過ぎ、次回での再会を約束して閉会となりました。

 今回の開催にあたり本会代表の太田拓哉君はじめ幹事の皆様ならびにお手伝いいただいた各位に心から感謝します。

(村松 敬 記)