四国地域支部連合会/平成24年度総会学術講演会

 四国地区は,学生の頃から四国人会という集まりがあり先輩,後輩の絆が強く,地元に帰ってもその関係で,非常に和気あいあいとした地域支部連合同窓会が毎年持たれています。

 平成24年5月12日午後3時より,四国地域支部連合同窓会総会,並びに学術講演会を,徳島グランドホテルで行いました。四国地域は約120名の同窓がいますが,今回その半分近い50数名の方が出席をされました。途中高速道路で多重事故があり,愛媛県の同窓が乗った車3台が巻き込まれました。幸い,会員に怪我はありませんでしたが,幹事の濱松孝典先生,神原常道先生は,出席者のキャンセル,大幅遅刻者の対応に大変でした。

 総会に先立ち,髙橋義一専務を中心に久保田晃四国地域支部連合会会長,藤本清香川県支部長,横山洋行愛媛県支部長,西川文雄高知県支部長,宮井義博徳島県支部長とで,評議員会の議員選出のあり方,水道橋移転事業に関する寄付金に関して等の話し合いが持たれました。

 総会は,益井孝文先生の司会で始まり,井上三四郎先生の歓迎の言葉,矢﨑秀昭会長の新任のご挨拶と同窓会の現状の報告があり,続いて井出学長よりは,スライドを使いさいかち坂校舎の紹介,水道橋新校舎の完成予想図などを見せていただきました。今回の大学からの報告のメインは勿論国家試験の合格率完全トップの話でした。

 総会の後,法歯学の水口清教授より「法医学教室の社会活動の話題から」と題して講演がありました。東北大震災でのご活躍に関しては,同窓としてその活動に敬意を表したいと思います。講演はいわゆる犯罪捜査に関してが中心でしたが,まるで推理小説を読んでいるような気持になる内容で素晴らしいものでした。

 懇親会は,大守真由子先生の司会で始まり,地元徳島県歯の和田会長を迎えて行いました。矢﨑会長と和田会長は,昨年まで日本歯科医師会の監事を一緒にされていた仲であり,また女性会員の出席が多いせいか非常に和やかな雰囲気で行われました。

(宮井義博 記)