平成24年度同窓会の定時総会及び学術講演会が3月3日(土)午後3時からホテル青森に於いて開催されました。来賓として同窓会より副会長の浮地文夫先生,県歯会長の山口勝弘先生,大学より歯周病学講座教授の齋藤淳先生をお迎えいたしました。
総会は小林敏彦常任理事の司会で始まり,松山支部長の挨拶,浮地副会長から新執行部の考え方,同窓会会務状況,大学創立120周年記念事業の同窓の募金受付状況等のお話しがありました。県歯の山口会長から県歯の事業等について,また齋藤先生からは大学の近況等についてのお話をいただきました。議長には住吉辰郎先生を選出し,逝去された福士孝裕先生,嶋中豊彦先生,清藤隆平先生に黙祷を捧げました。続いて平成23年度の報告として佐藤甚弥先生が旭日双光章を受章されたこと,昨年の東北地域支部連合会の報告,さらに東日本大震災の見舞金等の報告がありました。議事に入り第1号議案から第4号議案まですべて承認可決されました。
学術講演会は歯周病学講座主任教授齋藤先生より「歯周組織再生療法の基礎と臨床」と題して講演をいただきました。特に今回は歯周外科治療の基本的事項を再確認するとともに現在,臨床で行える歯周組織再生療法の考え方について大変くわしくお話をいただきました。記念写真撮影後,支部顧問の髙畑研佑先生の乾杯のもとに懇親会を開宴しました。終始なごやかな雰囲気の中で学生時代の思い出話に花を咲かせ会員相互の親睦を強くはかり,最後に恒例の校歌を斉唱し無事終了いたしました。
(本田富彦 記)