四国地域支部連合会/令和3年度 Web総会


 令和3年5月29日(土) にZoomにてWeb総会を開催いたしました。1年越しの総会開催をどうするか,四国4県の支部長会をメールで検討を重ねた結果,2年続けて中止延期とはせずリモートでやろうと,愛媛県支部長の矢野興一先生(昭56卒),高岡元史先生(平4卒),若手支援委員長の河野雄一郎先生(平15卒)の全面的な協力をいただき,今回のWeb総会開催にこぎ着けました。
 総会は,井出吉信理事長・学長,澁谷國男同窓会会長,小枝義典専務理事のご参加をいただき,43名の参加者で行われました。
 リモートで校歌斉唱し,物故会員,松木朝夫先生(昭12卒),市原定宜先生( 昭42卒), 西川文雄先生(昭47卒),里見康彦先生(昭48卒)の先生方に黙祷を捧げ,当番県の徳島県支部長福﨑博生(昭57卒)の開会挨拶と司会で始めました。
 学務報告は,井出吉信理事長・学長より,慶應義塾大学との統合に関しては,塾長はじめ執行部が刷新されることから,新体制と協議を進めることになったこと。学校法人は令和2年度,コロナ禍のため10年ぶりに非常に厳しい状況であったが,最終的には全体として黒字経営となったこと。千葉歯科医療センターが完成し運営が始まったことなどが報告されました。
 続いて澁谷國男会長と小枝義典専務理事からは,水道橋から千葉,そして水道橋と大学の所在地が変わり,また,昭和,平成,令和と時代が3世代にわたったこと。慶應義塾大学との今後の展開に依ることなく,同窓会はこれまでと同様,活動を続けるとのことでした。
 そして四国地域支部連合会では,会長の沖 義一先生(高知県支部 昭51卒)から体調不良のため会長の辞任の申し出があり,支部長会で,横山洋行先生(愛媛県支部 昭53卒)をご推挙しご快諾をいただき,総会でもご承認いただきました。また高知県支部長が,前会長の西川文雄先生の急逝により,池田 顕先生(昭59卒)に交代しました。
 協議事項では,評議員の2名の割り当てについて支部会員数から割り当てを見直す意見が香川県支部長永木孝典先生(昭58卒)から出されました。平成28年から現在,3年で一巡するよう徳島県と高知県が其々1回,香川県・愛媛県が2回割り当て評議員を決めています。会員数の比率でみると高知県の支部会員数12名1に対し,徳島県1.4,香川県3.08,愛媛県4.5となります。これをもって評議員の割り当てをどうするかは,次回の総会で議論することになりました。
 令和3年度の評議員は香川県,愛媛県が担当し,令和4年度の評議員は徳島県,香川県が担当し,総会開催県は香川県になります。
 令和3年春に旭日双光章を受章された宮井義博先生(徳島県支部 昭49卒)と瑞宝双光章を受章された兵藤正帛先生(愛媛県支部 昭45卒)の叙勲表彰を行い,ご挨拶をいただきました。
 次期開催県香川県の永木孝典先生から,令和4年5月28日(土)クレメントホテル高松で総会を予定しているとご挨拶がありました。
 不慣れなリモート会議でしたが,愛媛県支部のご協力のおかげで大変有意義なお話をお聞かせいただきました。自宅で参加できる新しい会議の形が成熟していくのも良いなと思いながら,やっぱり直接お会いしてお話ししたいなとの思いもあり,新型コロナウイルス感染症の混乱が早く収束し新しい日常生活に戻るよう祈念して閉会いたしました。

(昭和57年卒・福﨑 博生 記)