令和2年3月8日午後3時より,ホテルボストンプラザ草津に於いて東京歯科大学同窓会滋賀県支部総会が開催された。新型肺炎コロナウイルス(COVID-19)の先行きが見えない中,残念ながら懇親会は中止となったが,滋賀県支部は11月23日に開催される東京歯科大学近畿連合同窓会の当番となることもあり,細心の注意を払い総会のみの開催となった。
住井正勝専務の司会で尾松素樹副支部長の開会の辞の後,令和元年10月16日逝去された髙田 恬先生(昭和29年卒),令和2年1月12日逝去された石田喜之先生(昭和23年卒),お二人の重鎮の総会での厳しさの中にも優しさのこもった発言を思い出しながら,ご冥福をお祈りし黙祷を行った。
昨年より尾松素樹先生が日本歯科医師会常務理事に就任されたため, 滋賀県支部長を中村 忠先生,副支部長を尾松先生に交代された件の第1号議案を全会一致で事後承認いただき,中村新支部長の挨拶ののち,恒例により中村支部長を議長に選出し議事に入った。
住井専務理事より令和元年度の事業報告が行われた。平成31年3月3日母校末石研二教授をお招きして開催された総会,6月9日には支部会員有志による「尾松先生激励会」,支部長・副支部長・専務理事が出席された会議について報告された。
冨山佳寿人理事より令和元年度会計報告が行われ,松田康男監事より適正に処理されているとの監事報告がなされた。
事業報告,会計報告共に全会一致で承認された。
続いて,住井専務理事より令和2年度事業計画について説明があり,近畿連合同窓会について実行委員会を組織し準備を進めていくこと,新型コロナウイルスのこともあり5月17日に予定されていた近畿連合同窓会ゴルフコンペは,11月22日の連合同窓会前日に開催してはとの提案があり承認された。
協議事項では6月20日に開催される近畿連合同窓会支部長連絡協議会と滋賀県支部が当番の第68回東京歯科大学近畿連合同窓会(R2.11.23)について協議された。冨山理事より予算,学術講演会講師,お土産等役員会で話し合った大筋について説明があり,実行委員会を組織し何度か準備会合を行い進めていくことが了承された。また68回目となる近畿連合同窓会についてその歴史について調べてみてはとの意見が藤居正博先生からあり,連絡協議会で各支部にも聞いてみてはとのことになった。
尾松副支部長が「連合同窓会実行委員会では会議だけではなく,軽く食事なども行い懇親も深めてもらいたい」との閉会の辞で総会を終えた。
今回の近畿連合同窓会は当番県でもあるので滋賀県支部会員の多くの出席で盛会となるよう,また新型コロナウイルスの感染が早期に終息するよう祈るのみである。追記:6月20日開催の近畿連合同窓会支部長連絡協議会にて,本年度の近畿連合同窓会は当番県は滋賀県のまま来年2021年11月23日に延期と決定されました。
(昭和61年卒・岡野 克也 記)