バドミントン部/デンタル部門主管を終えて

4年 主将 原 将人

 現在,東京歯科大学バドミントン部は4年生以下の現役部員,男子11人女子10人の計21人で活動しており,平日は不定期に水道橋近辺の体育館で,土日は稲毛の体育館で練習を行っています。
 本年8/3〜8/7,我々が主管を務めた第47回全日本歯科学生総合体育大会バドミントン部門が墨田区総合体育館で開催されました。600人近い歯科学生が全国各地から集い,猛暑の中,連日白熱した試合を繰り広げました。我々は大会準備および運営を行いながらの試合ということになり,団体戦では入賞することができませんでしたが,個人戦では男子シングルスでベスト32に2人,女子ダブルスでベスト16に1ペアという結果を残しました。
 デンタルの主管を務めることが決まったのは2年前の夏の終わりのことです。奥羽大学から部門主管の依頼があった時にはとても驚きました。自分たちの代が幹部になる年に運営を任されるということで,しっかりやれるのだろうかと不安もありました。しかし部員全員で団結をし,この2年間,着々と準備を進めてきました。体育館の確保,各大学への連絡,試合の組み合わせからパンフレットの作成など,大会前にやらなければいけないことは山積しており,大会運営の大変さを思い知らされました。また大会中の運営については,部員全員で打ち合わせとシミュレーションを繰り返し,本番に備えました。特に本部の動きやコールの仕方に関しては何度も試行錯誤しました。貴重な練習時間を運営のシミュレーションに当てた日もあったほどです。
 そうして迎えたデンタル当日。デンタル期間中はもう無我夢中でした。早朝の会場準備から始まり深夜のミーティングに終わるという,体力的にも精神的にもきつい状況の中で部員全員団結して5日間頑張り抜きました。他大学の協力もあり大会運営は非常にスムーズに進み,最終日まで無事やりきることが出来ました。
 デンタルという大きな大会の運営を経験して,改めていろいろな方々と協力することの重要さを実感しました。
 大会会場となった墨田区総合体育館の方,運営に関して様々なアドバイスをしてくださったウェンブレーの方,試合進行に協力してくれた他大学の方々,そして顧問の平田先生,部長の杉山先生をはじめ,お忙しい中時間を作って練習や応援,運営の手伝いに来ていただいたOB,OGの先生方,先輩方,さらには部員の友達や家族。こんなにも多くの人たちに支えられて私たちは大会運営をやり遂げることが出来ました。本当にありがとうございました。部員一人ひとりが協力し合ってデンタルを乗り越えたことで,全員がより一層成長したように思います。この経験は,大学生活だけでなく歯科医師になり社会に出てからも生きてくるのだと感じています。
 この貴重な巡り合わせに感謝をしつつ,試合でもより良い結果を残せるようこれからも練習に励んで参ります。今後とも応援のほど,よろしくお願いいたします。