令和6年2月10日(土)午後4時より,鹿児島県歯科医師会館にて鹿児島県支部総会,学術講演会,懇親会が開催されました。上野 修支部長挨拶の後,令和5年度の鹿児島県支部事業報告,九州地域支部連合会の報告,今年度の九州地域支部連合会への開催日時などの報告がなされました。
また,野添陽平先生(平成24年卒)が入会されたので,自己紹介を行っていただきました。今後の歯科医療発展に尽くすと力強いコメントをいただきました。若手が少ない地方の同窓会で新入会員は貴重な人材です。
続いて学術講演に移り,鹿児島大学大学院医歯学総合研究科先進治療科学専攻 顎顔面機能再建学講座口腔顎顔面外科学分野 芹澤慎生先生に「大学院での研究−口蓋裂術後の異常構音動態について−」という演題で講演していただきました。基礎と臨床(手術も)を行なっており,基礎の解剖学,神経学を交えながら構音についてのご講演をいただき,口蓋裂の患者さん方のQOL 向上に寄与したいということでした。会場からも随時質問があり大変興味深く拝聴いたしました。
会場を移し飯野和男先生の乾杯のご発声で懇親会が始まりました。会員の先生方がそれぞれに思いを語り合いながら時間が過ぎ,あっという間にお開きの時間になり、それぞれ夜の帳に消えて行きました。