東京歯科大学口腔外科学教室創設100周年記念祝賀会を開催
2023年9月2日(土)16時から東京ドームホテルで東京歯科大学口腔外科学教室創設100周年記念祝賀会を口腔外科学教室の主催で開催しました。開宴前の会場前ロビーには,遠藤至六郎教授から歴代教授11名の方の写真パネルを展示して,100年の歴史を振り返りました。来賓として井出吉信理事長,一戸達也学長をお迎えし,口腔外科学教室のOB・OGと現役医局員との親睦会である精到会会員を中心に172名で祝賀会を催すことができました。
祝賀会に先立ち,コロナ禍で開催が叶わなかった柴原孝彦先生のご退任,髙野正行先生のご就任,ご退任の会を渡邊 章先生(口腔顎顔面外科学講座准教授)の司会で行い,お二人からご挨拶をいただきました。祝賀会は笠原清弘先生(口腔病態外科学講座准教授)の開会挨拶に続いて,片倉朗(口腔外科部長・口腔病態外科学講座教授)から,1923年の口腔外科学教室創設の経緯,今日に至るまでの先人たちの軌跡およびそれに対する感謝が述べられました。また,精到会会長の中島信也先生(昭59年卒)からご挨拶をいただきました。来賓挨拶は,井出理事長,一戸学長より柴原先生,髙野先生への謝意と共に創設100周年のお祝いの言葉をいただきました。野間弘康名誉教授のご発声による乾杯の後,金子譲名誉教授から口腔外科学教室と歯科麻酔科学教室の関係を,片倉恵男先生(昭39年卒)からはOBを代表して口腔外科学教室の過去のエピソードとエールをいただきました。
この祝賀会に合わせて100周年記念誌も作成しましたが,一連の事業は,大正,昭和,平成,令和と時代を超えて脈々と受け継がれる教室の,OB,OGをはじめとする関係各位から物心両面での全面的なご協力によるものです。教室員一同,ここに深く感謝申し上げます。
(昭和60年卒 片倉 朗 記)