富山県支部/平成31年度 定時総会

 平成31年2月2日,富山県支部の定時総会・新年会を開催しました。
 総会は議長に宮本宣良先生を選出して議事が始まりました。まず野田 修支部長から昨年11月に開催された同窓会評議員会および都道府県代表者会の内容の報告がありました。次いで山﨑安仁富山県歯科医師会長から,日頃の会務への協力への謝辞と,次期会長選挙への強い決意が述べられ,これに対して支部会員一同一丸となって応援することになりました。
 議事は山田雅敏幹事より昨年度の会務・会計報告および山﨑安仁監事より監査報告がなされ,全会一致で承認されました。その後,山田幹事より今年度の事業計画・予算案の説明があり,これも全会一致で承認されました。
 野田支部長から,本年6月1日に石川県支部が主幹となって北陸地域支部連合会が金沢市で開催されることから,奮って参加していただきたい旨お願いがありました。また,富山県出身の奥田克爾東京歯科大学名誉教授が新著「続 史上最大の暗殺軍団デンタルプラーク 〜口腔内に跋扈する魑魅魍魎の正体〜」(医歯薬出版)を上梓された紹介もありました。
 本年度の講演会は,昨年厚生労働省より富山県厚生部健康課に着任された大平貴士先生(平成22年卒)に歯科保健政策についての講演をお願いしました。
 厚生労働省時代に携われたいろいろな歯科保健政策のエピソードを披露していただきましたが,我々臨床開業医とは全く別次元のご苦労の数々に驚きの連続でした。富山県に着任されてからは,「県民歯と口の健康プラン」に基づいた,歯科口腔保健の推進のため,新たな施策を検討中であるなど大いに期待の持てるお話をしていただき,最後に内田昌宏副支部長の総括と御礼がありました。
 総会の後の新年懇親会は,金川直博先生の乾杯のご発声で始まり,和やかな雰囲気の中,おいしい食事とお酒を満喫するうちにあっという間に時間が過ぎ,稲田次郎副支部長の閉会の辞でお開きとなりました。

(昭和61年卒・山田 雅敏 記)