平成30年12月2日(日)宇都宮市のチサンホテル宇都宮に於いて,平成30年度の東京歯科大学同窓会栃木県支部定時総会,記念講演および懇親会が行われました。総会は簗瀬 昇常任幹事の司会により進められました。議事に先駆け今年度亡くなられた小滝正人先生,岡田一郎先生,同窓会会長矢﨑秀昭先生のご冥福を祈り黙祷を行いました。
同窓会本部より東京歯科大学同窓会常任理事 髙橋潤一先生,大学より東京歯科大学副学長 橋本正次先生のご出席を賜りました。髙橋先生より同窓会の現状を,橋本先生から母校の様子をお話いただきました。
議長 菊地善郎先生の進行のもと,議事も粛々と進められました。また,厚生労働大臣賞を受賞されました小島武彦先生の顕彰式を予定しておりましたが,小島先生ご欠席のため,後日賞状をお届けいたしました。
続いて行われた記念講演では,『楽は苦の種 苦は楽の種 〜落語界の裏ばなし』という演題にて三遊亭金時先生にご講演いただきました。楽しい内容でした。「落語家と落語屋がいる。」この違いは,愛があるかどうかだそうです。落語屋は落語に愛がなく,ただただ仕事としてやっている。おのずと人を引き寄せる輝きもなくなってしまうとの事。ドキッとさせられた一言でした。さて私はどうでしょうか?ただただ仕事におわれ,歯科屋になってないでしょうか。自分自身に問いかけてみました。
講演に続き落語を披露していただきました。演目は『二番煎じ』防火のための夜回りを町内の旦那衆が行うことになった話です。猪鍋を食べる場面があるのですが,本当に美味しそうに食べる師匠をみているうちに,お腹が鳴りだしたのは…私だけではなかったことでしょう。
その後部屋を移し,牟田具城常任幹事の司会により懇親会が行われました。記念講演の講師三遊亭金時先生,栃木県歯科医師会会長 宮下 均先生よりご祝辞をいただきました。宴は平山浄二先生の乾杯の音頭により始まり,和やかな雰囲気の中,交流を深めることができました。最後に恒例の平成ゴスペロール隊先導による東京歯科大学校歌斉唱にてお開きとなりました。
(平成3年卒・柏瀬 昌史:写真 昭和63年卒・鈴木 恵実:記)