8月25日(土)午後6時より横浜関内の割烹蒲焼「わかな」において15名参加のもと会員・家族・従業員レクリエーションが開催された。
横浜に居ながらにして世界の料理を食べ尽くす第13弾といきたいところ「鰻の稚魚歴史的不漁」のニュースを受け,それでは今のうちに味わっておこうかと話し合ったのが2月の総会。まさかその頃は今夏がこれ程までの「スーパー猛暑」になるとは知る由もなかった。そこで鰻を食べてスタミナをつけ,この夏を乗り切ろうという企画に切り替えて開催された。当日は,一時の猛暑は一息ついたものの,まだまだ30度を越える暑さの中をハンカチで汗を拭いながら続々と参集した。
定刻となり,佐藤秀夫会長の挨拶の後,森田正純先生が本年めでたく古希を迎える佐藤会長,還暦を迎える吉田礎久先生,本田 剛先生への祝意を込め声高らかに乾杯の発声をした。
会席料理はどれも手の込んだものばかりでボリュームも満点。笑顔で舌鼓を打った。途中,忙しい合間を縫って今年継承されたばかりの「わかな」6代目も宴席に顔を出してくれ一緒に集合写真を撮影した。
その後,恒例の会員近況報告がなされ,それぞれがひと夏の思い出を振り返った。程なくして備長炭で一枚一枚丁寧に焼き上げられたふっくらとした鰻が,創業以来の秘伝のたれがかかったぎっしりと敷き詰められたご飯の上に鎮座する「鰻丼」が運ばれた。
会席料理だけでも満腹となり,鰻丼は折り詰めでお土産にする方も多いなか,気付くとペロリと全員完食。さすが鶴見東歯会。
宴もたけなわであったが,最後に吉田先生の閉会の辞により平成最後の家族レクはお開きとなった。
(平成9年卒・宇佐美 貴弘 記)