中国地域支部連合会/平成29年度総会

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 7月1日(土),広島県歯科医師会館にて平成29年度東京歯科大学同窓会中国地域支部連合会総会および記念学術講演会が10年ぶりに広島で開催されました。柏村 真専務の司会のもと野間 博広島県支部長による開会の挨拶,矢﨑秀昭同窓会会長の挨拶の後,野間 博氏が議長に選出され,まず報告事項として井出吉信学長の大学の現況報告,早速晴邦同窓会副会長による同窓会の現状報告に続いて中国地域各県支部現況報告が行われました。その後,協議事項に移り前回の収支決算や次期当番県の確認などが承認されました。
 続いて同会場にて副学長で法歯学・法人類学講座の橋本正次教授をお迎えし「大規模災害犠牲者の身元確認における臨床歯科医の役割」と題してご講演いただきました。犠牲者の身元確認に歯科的証拠が有効であることは知られているが,実際にどのような情報収集を行いどのような手順で個人識別を行っていくのか,また臨床歯科医としてどのような協力ができるのかなど,実際に先生が行かれた飛行機事故・爆発・津波など様々な災害の貴重な資料なども踏まえながらご講演いただきました。また北朝鮮の拉致被害者の身元確認についても触れていただきました。皆熱心に講演を拝聴し興味の高さがうかがえました。
 講演終了後,ホテルグランヴィア広島に場所を移し,上本佳孝先生の司会進行のもと平地茂雄広島県支部副支部長の挨拶の後,髙木勇藏広島県支部顧問の乾杯で懇親会を行いました。途中で広島文教女子大学和太鼓部『仁』による和太鼓の演奏があり終始和やかな雰囲気で昔を懐かしみながら語り合いました。最後に時期当番県の山口県支部の万歳三唱で2年後に再会することを誓い,高橋秀樹広島県支部副支部長の閉会の辞でそれぞれ2次会へと解散となりました。
 翌日は天候にも恵まれ希望者はゴルフ,また初の企画であったパーティールームでのカープ観戦を行い,カープは鈴木誠也選手の逆転3ランで劇的な勝利をおさめ皆で喜びを分かち合い散会となりました。

(平成10年卒・青木 裕 記)