平成27年8月20日(木),毎夏恒例の会員・家族・従業員レクリエーションが神奈川県支部連合同窓会杉山紀子会長をお招きして開催された。今年は「三浦半島味の旅」と題して企画され,三浦半島の夏の混雑を避けるため,平日の開催となった。
午前9時30分,京急三崎口駅に集合した一行7人は,タクシーに分乗し,城ヶ島へと向かった。
城ヶ島は,母校校歌の作詞でおなじみの北原白秋先生ゆかりの地で,記念館や「雨はふるふる…利休鼠の雨がふる」で有名な「城ヶ島の雨」の碑が立つ。記念館では作品集の中から母校校歌を見ようと,白秋全集を出していただき,「東京歯科大学,あるいは東京歯科医学専門学校校歌」で索引を調べたが載っていない。そんなはずはないと皆首をかしげていたところ,田中五郎会員が,「校旗は燦たり」で引けば出ているかも,とのアドバイスにより引き直したところドンピシャ!。無事見つけることができた。校歌のページを開いて一同記念撮影。
その後白秋先生の碑や城ヶ島の海岸付近を散策した後,三崎口の「豊魚亭」に移動した。「豊魚亭」は,昨年末浜野文夫相談役がミニ講演会で「三崎で食事をするなら是非ここ」,と紹介された日本料理店である。
浜野相談役は,ご存知の通り日本全国の美味しいものを食べ歩き,「味の旅」全九巻を上梓されているほどの食通である。その浜野相談役ご推薦の店とあって期待は高まった。
冷たいビールでのどを潤した後,地元のトマトとマグロを使った前菜から締めのにぎりまで,旬の海の幸を使った多彩な料理に一同大満足。美しい庭園を眺めながらいただく豊魚亭ならではの料理は天下一品であった。
(横浜南部支部広報・渡邊 宇一 記)