陸上競技部/近況報告

4年 主将 二階堂純彦

 陸上競技部は東京歯科大学で長い歴史を持つクラブだと先生方,先輩方から伺っております。OB・OG の先生方も,東京歯科大学の歴史に名を残されているような先生ばかりで,若輩者の私からすると恐縮するばかりです。陸上競技部は現在1年生から6年生まで総勢21名の部員を抱え,近年では大所帯の部活動となって参りました。
 練習は主に都内の陸上競技場で週三回行っております。
 8月に中国の北京で行われた世界陸上をご覧になられた方も多いかと思いますが,陸上競技は何かとストイックで地味でキツイ,というイメージが先行しているのではないでしょうか。ですが陸上競技部は代々アットホームな雰囲気で「やるときはやる,遊ぶときは遊ぶ」の精神を先輩方から受け継いでおり,そういったこともあってか,部員一人一人が陸上競技への熱い気持ちと部活への愛着を持って日々の練習に真摯に取り組んでおります。
 
また先輩後輩の仲が非常に良いのも特徴で,その現れとして,本年度の東京の大井陸上競技場で行われましたオールデンタル陸上競技部門では7名のOBの先生方が競技に参加され,それぞれ個人種目だけではなく一部の先生方は4×100mリレーと4×400mリレーにも出場され現役部員たちと熱い戦いを繰り広げました。
 そのオールデンタルで現役部員は,男子4×400mリレー,女子4×100mリレーでそれぞれ銅メダル,金メダルを獲得し,また各々個人種目でも善戦し,20校中6位でした。しかし,陸上競技部門は年々参加校が増加し,競技のレベル的にもここ数年でかなり上がってきている中,なかなか3位以内に入ることが出来ず悔しい思いをしております。
 来年こそは!という気持ちで部員一同既に準備を始めておりますので,今後の陸上競技部にご期待ください。
 こうして私達部員が部活動を通して得られる経験や,時間,交友関係は,講義室や実習室に座っていてもなかなか得られるものではありません。
 学生時代の貴重な時間をこのように過ごさせて頂けるのもひとえに本学の同窓の先生方,また本部OB・OGの先生方のおかげと思っております。
 今後とも陸上競技部への暖かいご声援ご支援を賜りますよう,またご指導ご鞭撻のほど何卒宜しくお願い申し上げます。